私が以前勤めていた会社のある先輩は、中学は普通の公立に通っていたが、非常に成績が良かったので、高校は、私立のトップクラスの進学校に入ったらしい。
すると、それまではずっと1番だったのが、その進学校では下の方になってしまい、あまり良い想いをせずに過ごすことになり、大学は、立派な公立大学に入ったから、普通の受験生から見れば成功の部類とも言えるが、その進学校からすれば、どちらかというと恥ずかしい大学だった。
ちなみに、私は、中学では勉強はさっぱりで、公立高校では入れるところもなかったが、一応、進学校と言われる私立を受けたら合格したので、そこに入った。私の成績では、相当苦労するようなことを言われ、少し心配だったが、別にそんなこともなく(本当は、自分の成績がどの位置か全く考えたことがなかった)、そこそこの公立大学に入った。実は、その大学が、上で述べた、一流進学校に行った先輩と同じだった。

学校はともかく、職場では、周囲の者達があまり優秀でない方が気分良く働けるので、あまりレベルの高い職場に行かない方が良いと言う人もいる。最近も、あるネットのインフルエンサーがそんなことを言う動画を見たが、その動画を見て「なるほど」と思った人も多いと思う。
ドワンゴを創業して1部上場まで果たし、KADOKAWAの会長や社長も務めた川上量生さんは、京大工学部を出て入った会社では、同期に4大卒は自分だけだったという面白い人だった。
比べては悪いが、私は、最初に入った職場は、やはり大卒はおらず、偏差値の低い高校の卒業生ばかりで、中卒も結構いた。私は、そこから転職を繰り返し、1部上場企業や、一流大学卒業生ばかりの会社にも入ったが、社員の優秀さは、どこも同じで、むしろ、一番最初の、中卒&下位高校卒の職場の従業員の方が、1部上場企業や、一流大学卒が大半の会社の社員より、総合的に優秀とすら思えた。
まあ、私は、阿弥陀如来真言を唱えるだけで、どこの職場でも、ほとんど仕事をした覚えがないので、自分のレベルは全く分らない(笑)。
私に見る目がないのだろうが、「こいつは優秀だ」と思う人に会ったことはない。
経営者には素晴らしい人がいたが、ナンバー2以下は、極めて平凡だった。
何かの本に、平社員と専務の差より、専務と社長の差の方がずっと大きいと書かれていたが、実際、そんなものかもしれない。

就活とは厳しいものらしいが、待遇で贅沢を言わなければ、普通の大卒なら、簡単に就職出来ると思う。いや、まともな人なら、高卒以下でも同じと思う。
そもそも、人手不足で困っている会社も多く、歓迎されることも多いはずだ。
それに、小さい会社の方が、仕事や社会のことが早く分るようになるものだと思う。大きな会社では、かなりの歳になっても、自分の会社のことしか知らない人が多いが、小さな会社なら、初めから、お客様であるいろんな会社に行き、いろんな人と会って見聞を広められることが多いと思う。
もちろん、どんな会社に入っても楽ではないし、特に、初めて就職したなら、非常に厳しく感じることが多いと思う。
しかし、そこで、ジョセフ・マーフィーなどの本を読んで、自分の中には無限の力があることを信じ、また、私のように、真言やまじないを唱えて、神秘の力で楽をさせてもらうと良い。
その間に、良ければ、プログラミング、特に、事務系なら、Excel VBAをマスターしておくと道が開けるかもしれない。








  
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