身体の特定の部分に、指で押すなどの刺激を与えたり、意識を集中するなどで、病気が治ったり、能力が上がったり、さらには、運が良くなるという話は、割と真面目なものがよくある。
有名なものでは、中国の経絡や、その中にあるツボというものがあり、現在では、西洋医学者にも経絡やツボを研究する者が増えているが(私も1人だが直接知っている)、経絡やツボは複雑で素人の手に追えるものではないと思う。

骨法(こっぽう)という武道を作った武道家の堀部正史氏は、身体には「クラ」という、刺激すれば心身が強化される部分があり、耳の少し上にある「ミミクラ」と、太腿の内側にある「ツルギノクラ」の位置を示した。そこを指でこすって刺激すれば、英雄のような心身を持てるとしていた。
『ナ・ダーム』という本には、末期の癌を精神的な療法で治す話などがあるが、その中で、右まゆの左付け根が身体のエネルギーセンターであるとし、ここを意識しながら「ナ・ダーム」と唱えることで、身体のエネルギーの流れが正常化し、結果、生命力が上がって病気が治ったり、能力が向上すると述べていたと思う。昔、軽く読んだだけなので、細かい部分は覚えていないが、その本を本を翻訳した優秀な翻訳家である川口正吉氏は、「ナ」で息を吸い、「ダーム」で吐くことを勧めていたと思う。おそらく、「ナ」で短く吸い、「ダーム」で細く長く吐くのである。
額がエネルギーセンターであるという話は多いが、『ナ・ダーム』のように、右まゆの左付け根と細かく指定するのは珍しい。
インドの聖者ラマナ・マハルシは、そこをどうしろと言ったわけではないと思うが、胸の中央から指2本分右が魂の座であると言った。

他にも、ヨガのチャクラが有名だし、岡田虎二郎や中村天風らが、下腹や肛門を、エネルギーセンターという言い方はしなかったが、力をこめるべき重要な箇所としていた。

2つの博士号(心理学、自然療法)を持つアレクサンダー・ロイドが開発し、世界140か国で行われているという「ヒーリングコード」では、鼻梁、のど仏、あご、こめかみの4つをエネルギーセンターとし、そこに指からエネルギーを送ることで、ある作用が起こり、結果として、あらゆることに最大の効果があったという多くの人々の報告を紹介している。
詳細は『ヒーリングコード』を読むと分かるが、「ヒーリングコード」という技法自体は数分で覚えられる。
ただ、『ヒーリングコード』の書籍では、その数分でマスター出来る技法に到達するまで、280ページも読まされる。
別に読まなくても良いのかもしれないが、読まないとやる気にならないかもしれない。
逆に言えば、読めばやる気が出るかもしれない。
ただ、この本は、翻訳は既に絶版であるようだ。
『ヒーリングコード』の原書が2010年、翻訳が2011年の出版で、古い本でない。
しかし、翻訳が早くも絶版であるからといっても悪いものであるとは限らない。
むしろ、良過ぎるものが評価されなかったり、妨害されることはよくある。
この本でも、医療・製薬業界の妨害については直接的には書いていないが、苦労したことをうかがわせる話があった。
また、アレクサンダー・ロイドの新しい著書『「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく』(2016)があり、翻訳は、こちらも絶版だが、KIndle版がある。
この『「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく』では、エネルギーセンターは、胸、ひたい、頭頂として、それぞれにエネルギーを送る方法を示しているが、それも数分でマスター出来る。
ロイド博士の技法は関心があるし、私も苦労して『ヒーリングコード』を読了したので(思白かったが)、試してみようと思う。








  
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