人間は、真言、アファーメーションで、世界を思うように創造出来る。
その仕組みは、ほぼ明らかだ。
他にも、世界を望み通りに創造するのは、呼吸法、ある種の運動、瞑想によっても可能だが、仕組みは共通している。

ただ、仕組みや方法は、2系統だと考えられる。
1つは、トランス(変性意識。通常とは異なる意識)に入ること。
もう1つは、脳の自動的なつぶやきを肯定的にする(さらには消す)ことだ。
ただ、トランスでは、脳の自動的なつぶやきは消えるし、脳の自動的なつぶやきを肯定的にすればトランスに入るといったように、両者は違うものではない。

だから、自分の好みの方法でやれば良い。
あらゆる方法を全部やる必要など全くないし、複数を組み合わせてやっても構わない。組み合わせた方が効果が高くなる人もいる。

昔、「スーパーラーニング」という学習法があり、これが、後の加速学習や、同種の学習法に取り入れられていったのだと思う。その原理は、上に述べたものと同じだが、やや曖昧なテクニックだったと思う。
だから、1日で外国語を修得するほどの効果を上げることもあったが、うまくいかない人もいた。
「スーパーラーニング」は、呼吸法、音楽を主に利用したが、やはり、目的は、トランスだった。
呼吸法では、吸った後にいったん止めることに効果があるとして利用したが、なぜ、効果があるのかは分からなかった。
音楽の効果は、真言と同じで、単調な繰り返し音楽(例えばバロック音楽)が使われた。
つまり、単調な繰り返しの中でも、真言のリズムや、バロック音楽が、特に、トランスに導き易いのである。

だが、全ての原理が明らかになってみれば、何をやれば良いかの選択肢が増えるが、どれを選べば良いか迷うことにもなる。
しかし、根本的には、好きなものをやれば良い。
真言を唱えることが好きなら、真言を唱えれば良い。
アファーメーションを唱えるのが好きなら、アファーメーションを唱えれば良い。
呼吸法が好きなら、呼吸法をやれば良い。
他にも、いろいろな方法があるのだ。
名高い優れた指導者達は、その中の1つを特に取り上げ、商品になりやすいように形を整え、宣伝したが、どれも同じなのである。

ただ、1つ、忘れてはならないことがある。
これらは、1日20分といったふうにやるものではない。
脳の自動的なつぶやきを消すと言っても、1日20分だけ止めても、少しは効果があるが、24時間の中のたった20分だ。
そして、多くの指導者は、たったそれだけのことをやれと言ったのだ。
よくあるじゃないか?
「1日たったの10分」
「1日たったの2分」
時間は、短ければ短いほど、受けが良い。
しかし、時間は、短ければ短いほど、効果は少ない。

だが、自分に合ったものであれば気持ち良いのであるから、長時間でも何ともない。
出来れば、起きている時間、全部やるのが良いのである。
とはいえ、「気持ち良い」を世俗的に誤解する人も多いだろう。
世俗的な気持ちが良いとは、美味しいものを食べたり、馬鹿騒ぎしたり、性的快感を感じるなど、自我を喜ばせるものだ。
だが、ここで言う、真に気持ち良いとは、自我を消すことなのである。

とにかく、マインドフルネスも、TMも、自己啓発も、坐禅も、静坐も、念仏も、気功も、ヨーガも1つの方法に過ぎない。
どれも、合う人もいれば、合わない人もいる。
どの手法も、ボスや運営組織は、自分のやり方を全人類にやらせようとするが、それは間違いなのである。
これらの手法を編み出した人は、それを作ったことでは、有能だったし、偉大である場合もあるが、合わない者がいることを認めないところが愚かなのである。

「自分に合っているもの」を探すよりは、「自分に合わないもの」を排除する方が易しい。
例えば、念仏と言ったら、絶対、合わない人はいるだろう。
一方、念仏に抵抗を感じなければ、とりあえず、念仏をやれば良い。
「神様の奇跡が起こる」という言葉に抵抗を感じるなら、このアファーメーション、あるいは、自己暗示は避ければ良い。
だが、「良い」と思ったり、抵抗を感じないなら、これをずっと唱えていれば、利益は極もない(無限だ)。
「大丈夫」「安らかだ」「のどかだ」「静かだ」など、好きな言葉を、心の中で、しずかに、ゆっくり繰り返すことだけでも、向いている人がやれば、すぐに世界を改変出来るようになれる(最初は小規模かもしれないが)。
「ナ」で短く息を吸い、「ダーム」で細くゆっくり息を吐く「ナ・ダーム」の呼吸をやっているうちに、神の領域に近付く人もいれば、「私は神と一体だ」という言葉を心の中で繰り返すことで、そうなる人もいる。

どれが向いているかは、育ちもあるし、若いうちなら、どれをやっても馴染むのが速いので、若い時にたまたまやったことが良い場合もある。
例えば、子供の時に、良いやり方で念仏を唱えさせられたら、念仏が非常に向いている可能性があるだろう。








  
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