どんなことも、1年365日、欠かさず続ければ大きな力になる。
私は、この「1年365日」と言い方を好むが、これは昔、日本で事業を行う朝鮮人の方に言われたことだ。
当時、私は、TM(超越瞑想)という世界的に知られる瞑想をやっていて、その朝鮮人社長に「瞑想をやっている」と言うと、その人は、
「1年365日、やれたら大したものだ」
と言ったのが、非常に印象に残ったのだ。
そして、1年365日に注目すると、確かにそれが大きな力の周期であると思われたのだった。
やはり、地球が太陽の周りを回る周期というのは伊達ではなかったということだ。

ところで、1年365日は、確かに、大きな力の周期であるが、1年だけが周期ではない。
1週間、1か月も、1年よりは小さいながら、この期間、何かを続けると確実に何かを得られる。
また、多くの人が、10年、12年を1つの周期と考えるように、10年や12年続ければ、1年よりもはるかに大きな力の周期になる。

私は、中学1年生の時、腕立て伏せを、一度には10回ながら、出来るだけ多くやると決めたことがある。
それを続けていたら、徐々にではなく、1週間経った時、不意に30回、楽々出来るようになり、驚いたことがある。
また、今から1週間前、YouTubeで、アメリカ海軍特殊部隊ネイビー・シールズの訓練ビデオを見て、その中の、腕立て伏せとスクワットが気に入り、これを毎日欠かさずやるようになったら、やはり、1週間で身体が明確に変わった。無論、1か月、1年やれば、格段に変わるだろう。
決して、無理な量をやるのではなく、楽しい範囲でやれば良い。とにかく、1週間、1か月、1年、そして、10年と続けることが大切なのである。

他にも、私の場合、プログラミングの勉強が、丁度、1週間単位、1か月単位、1年単位の訓練で進歩した。
昔、毎日、通勤電車の中で、C原語のテキストを20ページ読むと決め実行したら、1週間で基礎が出来たし、夜10時から、自宅のPCでC言語の実修を毎日やっていたら、午前2~3時にまでなることも多かったが、1か月でC言語が書けるようになった。
10年ほど前、少食を実施した時は、1週間で体質が変わり、1か月で身体の構造が劇的に変わり始め、1年で20kgダイエットし、現在の身体になり、この時からお金が増え始めた。

そして、人間に最大の力をもたらす貴い行いである真言を是非始め、そして、続けていただきたい。
毎日欠かさず、熱心にやれば、まず1週間で何かが起こるし、1か月でさらに良いことになり、1年で生まれ変わる。
1日中絶えず真言を唱える心構えを持つのである。
その心構えでようやく、それなりの数、唱えることが出来る。
どんなことでもだが、一定の期間は進歩や変化がないように思うが、ある時、突然、ブレイクスルーが起こるのだ。
進歩とは、多くの場合、徐々にではなく、ブレイクスルーとして訪れるのが、この世界の特徴と思う。
この世界(コンピューターで作られた仮想世界かもしれない)の仕組みが、一定期間で変わるように出来ているか、あるいは、この単位で、何らかの次元移動が起こるのだと感じている。
まずは1週間、起きている時間の全てで真言を唱えようと思うことだ。
当然ながら、そんなことは出来ないだろう。しかし、そう思うことが大切である。
「いつでも必ず、真言を唱えるべきことを思い出し、そうしたら、必ず真言を唱えよう」と思うのだ。
それを続ければ、世界は意のままになっていくだろう。
常に真言を唱える心構えについては、法然の『選択本願念仏宗』が参考になると思う。








  
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