ビートルズの『エリナー・リグビー』で歌われるような最低の惨めな人間は、どうやって生まれ、どうなるのかは分からないが、今も昔も、存在することは確かだ(未来にはいなくなることを願うが)。
エリナー・リグビーは女性で、年老いても、ボロで着飾って王子様を待ち続ける哀れな女だ。
そして、彼女はそのまま死んでしまう。
果たして、エリナー・リグビーのような人間を救えるだろうか?

だが、私やあなたも、エリナー・リグビーとそう変わらないのではあるまいか?
それなら、エリナー・リグビーが救われないなら、我々も救われない。
エリナー・リグビーのような人間は、もしかしたら過去生からかもしれないが、深い業(悪業)を持っているのだと思ってしまう。
若くまだ元気があるうちは、自分の力で何とかしようとする場合もあるが、足掻けば足掻くほど裏目に出る。
だが、一時的には上手くいくことがあり、「とうとう報われた」と思って涙を流して狂喜しても(この気持ち、分かるだろうか?)、すぐに得たものは全て奪われ、それでもまだ、容赦なく奪われる。
こういう人間のばあい、特別な方法で、悪業を浄化しなければならないが、それを本当にやってくれる人にはなかなか巡り合わない。
下手したら、偽物に騙され、もっと酷いことになるが、そんな者が多いのである。
そこで、そんな人間は、やはり「断ち物」をするのが良い。
断ち物とは、禁欲による願掛けである。
断ち物では、自分の一番大きな欲望を生贄として捧げる最上のものでなくては、深い悪業を浄化出来ない。
酒が死ぬほど好きで、毎日浴びるように飲みたい人がいるが、そんな人の場合、完全に禁酒することが必要になる。
美食を何よりの楽しみにしている場合なら、もう一生、グルメは諦めるしかない。
ナボコフの小説『ロリータ』に登場するハンバート・ハンバートのような深刻な少女性愛者であれば、美少女に近付かず、少女の性的な写真や絵も見ないようにしなければならない。
そこまでやらないと、積もり積もった悪業は浄化されない。
ただし、「世の中の弱い者のために戦うことが生き甲斐」という場合は、それは欲望ではないのだから、大いにやれば良いが、本当は名誉欲のためにやっているというなら、自分は表に出ず、完全に隠れてやれば良い。

だが、なかなか上手くいかない場合は、強い浄化のエネルギーを持つと思われる文や絵や音があるので、それを使うと良いだろう。
一応、以下に、良いと思われるものを紹介しておく。








  
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