引き寄せの法則や成功哲学の本には、「感謝すれば願いが叶う」「感謝の心がなければ引き寄せが起こらない」などと書かれていることが多いと思う。
それと同じような意味だと思うが、「ありがとうございます」という言葉を沢山唱えると奇跡が起こると書かれている本もよくあると思う。
ただ、あくまで、自分に関してであるが、願いを叶えて欲しいという下心で「ありがとうございます」と言葉だけで感謝するのは、なんというか、どこか白々しいのである。
中学生の時に読んだ、吉行淳之介の『不作法のすすめ』に、なんとも曖昧な記憶ではあるが、「何かを思い出して首がきゅっとすくむようでなければ紳士ではない」といったことが書かれていたのを憶えているが、私が紳士かどうかは分からないが、感謝というものは、純粋な感謝でなければ、私なら首がすくむのである。
他人を褒める時も、本来、そうでないといけないのだろう。
かなり前から「人は褒めて育てろ」なんてよく言われるが、人を褒める資格があるだけの者は、そう多くはなく、学校や会社でも、「こいつにだけは褒められたくない」と生徒や部下に思われている教師や上司だらけなのではないかと思う。
そんな教師や上司は、やはり、本心でなく、なんらかの下心で褒めるのだ。
ちなみに、私は決して人を褒めない。そんなことをしたら、首がすくむ(笑)。
つまり、感謝でも称賛でも、「下心でやってはいけない」ということであると思う。

とはいえ、感謝と引き寄せに密接な関係があるのは確かだ。
ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』の書籍やDVDは、非常に良いと思うのだが、何と言っても長過ぎる。
せっかく良いことを書いていても、その「良いこと」と矛盾することが書かれている場合もあった。
また、「こうすれば良い」と書かれていることに対し、「なるほど!」と思っても、「だが、こうもしなければならない」「ただし、これも忘れてはならない」「ついでに、これも憶えておけ」などと言われているうちに、結局、何をしたら良いのか分からなくなってしまうと思う。
私は、あの本やDVDの中の、「感謝」についてだけ、あそこまでしつこくなく、さらっと書いてくれれば、多くの人の役に立ったと思う。
それなら、『ザ・シークレット』は、数ページで、電子書籍なら200円以下に出来るのにと思うが、それでは大儲けが出来ない・・・と言うより、多少高くなくては有難味がなくて売れないということもあると思う。

で、感謝について、これだけ憶えれば良いと思う。
自分にとって幸運であること、自分が恩恵を受けていること、自分の役に立っているものなど、何でもいいから感謝するのだ。
いくらでもあると思う。
『ザ・シークレット』のDVDでも言われていたが、「見るための目があること」「着る服があること」「住む家があること」でも良いから、感謝するのだ。
「もし、目が見えなかったら」「服がなかったら」「家がなくホームレスだったら」と思うと、本当の感謝の気持ちが起こると思う。
そんなものは、本当に無限にある。
ユダヤの格言に、「脚が1本折れたら2本でなくて良かったと感謝し、2本折れたら死なずに済んで良かったと感謝する」というものがある。
そして、小さなことで、それに見合った程度の小さな感謝であっても、嘘偽りのない感謝であれば、確実に良いものを引き寄せる。
私が載っている車は古いのだが、車があって良かったと本当に感謝しているので、新車と全く同じ快適さを保っている。
2018年のマジカルミライ大阪で32列目の席だったが、「SS席が当たって良かった」と本当に感謝したら、翌年は、13列目、そして、昨年は2列目だった。
万事、そんな感じである。
そして、私が敬愛する橋本健博士は、「針小棒大(しんしょうぼうだい)に喜べ」と本に書かれていた。
「針小棒大」とは、「針ほどの小さいことを棒ほどに大きく言うこと。物事をおおげさに言うこと。」という意味で、小さなことでも、そんな感じで大きく喜んで感謝するほど、引き寄せは大きくなると思う。
また、やはり私が敬愛するジャーナリストの中岡俊哉氏も、超能力開発のコツは「小さな成果であっても、『やった!』と大喜びすることが大切だ」と本に書かれていたが、本当の成果かどうか怪しい場合は、外部への発表は慎重にしなければならないが、個人的には大喜びすれば良いのではないかと思う。
超能力ではないが、好きな女の子がちょっとでも親切にしてくれたり、優しい言葉をかけてくれたら、「こいつ、俺に気があるのでは?」といった阿呆な誤解はしてはならないが(笑)、「やった!ありがたい!」と純粋に感謝すれば、彼女はやがてあなたのものになるだろう。
宇宙は、そのように出来ているのである。
つまり、純粋に感謝すれば、もっと感謝したくなることが引き寄せられる。
もし、その女の子が駄目だった場合は、もっと可愛い子が来るのであるから、感謝感激雨あられとなるだろう。








  
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