今、ネットで人気がある「陰謀論」によれば、世界を陰から操っている者達はDS(ディープステート。闇の支配者)と呼ばれる。
それを念頭に、『ザ・シークレット』という引き寄せの法則で有名なアメリカのロンダ・バーン女史製作のDVD『THE SECRET』を見ると面白い。
こちらは、よく作られた映像だけあって、書籍の『ザ・シークレット』より分かり易いと思う。
『THE SECRET』(DVD)では、「シークレット」という引き寄せの秘法を知っている人達が世界の富を独占しているということになっており、その起源は、古代エジプト時代に書かれた『エメラルド・タブレット』であることをほのめかしているが、ここらはフィクションと思う。
ただ、このDVDに登場する、自分達は「シークレット」で富を築いたが、他の者達が「シークレット」を知ることを防ぐために、「シークレット」の公開を禁止したという者達は、どう見てもDSである(笑)。
ロンダ・バーンに、それを知らしめる意図があったかどうかは知らないが、どう見てもそうなのである。

一説では、DSの起源はロスチャイルド家で、多くの国や大物政治家達を金で操り、さらに巨大な富と権力を得たというような話だったと思う(私も詳しくはない)。
つまり、「シークレット」とは何の関係もない。
ロスチャイルド家が成功したのは、たまたまで、同じようなことをしようとしたグループ、ファミリーは他にもいたはずで、その中で勝利したのがロスチャイルド家なのだろう。
ロスチャイルド家は優秀だから勝ったのだろうが、危険も冒したはずで、うまくいったのは、やはり、たまたまだ。
そして、そのたまたまの勝利の中で、本物の「シークレット」を作り上げたのかもしれない。
あるいは、本当に、元々「シークレット」があり、ロスチャイルド家がそれに従ったから勝ったのかもしれない。
いずれにしろ、本物の「シークレット」がある。
だが、それは、ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』のように、明るいものでは全然ない。
そして、その本物のシークレットは、エス・ニールスの『シオン賢者会合の議定書』ではないかと思う。
尊敬すべき、山蔭神道の当主だった山蔭基央氏が、これを、『ユダヤの世界支配戦略』という本の中で、「大変に力があるもの」と述べ、あえて全文を引用しておられた。
これに書かれた通りにやるのが正しいかどうかはともかく、人間をよく知る者達によるプロトコール(議定書)であることは間違いないだろう。
ヒトラーも当然、愛読者だった。
DSの支配を逃れるためにも、また、自分なりの力を持つためにも参考になると思う。
まあ、山蔭氏や、山蔭氏から神道を教わった佐々木将人氏(中村天風と植芝盛平の高弟で合気道の達人)らは、ただ「アジマリカン」と唱えることを薦めていて、こちらが良いのかもしれない。








  
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