「普通の人は、自分には力がないと思い込んでいる」
という話を聞いたことがあるかもしれない。
実際、我々は、自分が無力な存在だと思っている。
それが、一般庶民の状態(ステート)だ。
それは、一流大学を出ようが、博士号を取ろうが、一流企業に就職しようが、役職に就こうが変わらない。
そういった虚構の勲章を力だと思い込んでいる者もいるが、そんな者ほど、自分の無力さを思い知るものだ。
では、なぜ、自分には力がないと思い込んでいるかというと、何のことはない。単に、そう思い込まされたからだ。
直接には、学校とマスコミによって(大抵の親はそれに加担する)。
そして、学校とマスコミの背後には、我々にそう思い込ませたい者がいる(このことは今回は省く)。

では、ここが肝心なのだが、我々は、なぜ自分が無力だと思っているのだろう?
それは、心には力があることを隠されたことによってだ。
つまり、我々は、心に力があるということを知らないのである。
別の言い方をすれば、思考が現実化するということを知らない。
自分の心に引き寄せの力があることを知らない。
言ってみれば、自分が飛べることを知らない鷹のようなものだ。
我々は、幼い頃から、羽を広げようとしたら、非難され、恐い目に遭わされ、「ちゃんと足で歩け」「足で歩くことが立派なことだ」という思想を叩きこまれた鷹なのだ。

科学的にも、心が電子に影響を与えることが確認されているが、多くの人が、まず、そのことすら知らない。教科書に載ってないからね。
そして、見える世界のほぼ全ては電子なのだから、心が電子に影響を与えるなら、世界全てに影響を与える。
(原子のほぼ全ては電子の活動で構成され、原子の中にある陽子、中性子、電子自体は極めて小さい)
まあ、そんな理屈より、実際に、心は現実を創造する。

だが、我々は、世界は偶然で出来たものであり、心は関与していないと思い込まされた。
子供の時は、世界は心が作ることを知っていたに違いないが、それを忘れさせられた。
だが、今も、心は世界を作り続けているのである。

心が作り出す現実とは、物質ではない。
State(ステート。状態。様子。態。有り様)だ。
例えば、あなたの貯金が50万円だとしたら、貯金50万円の状態(ステート)をあなたの心が作ったのである。
そして、貯金2000万円の状態を心は容易く作ることが出来る(我が国の副総理が言うところでは、老後にはまず2000万円必要だそうだ)。
彼女がいないなら、心がそんな状態を作ったのであるが、心は、彼女がいる状態を楽々、作ることが出来る。
自分でやってみればすぐ解るが、とにかく、心には力がないと強力に叩き込まれてきたので、引き寄せの良い本を暗記するほど読めば良い。








  
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