私はあまり知らないのだが、「America's Got Talent」というオーディション番組があるが、あの有名なスーザン・ボイルが出たのが「Britains Got Talent」だったので、これらは、「Got Talent」という、同じ系列のオーディションなのかもしれない。
47歳で登場したスーザン・ボイルは異例だが、多くは若い人・・・15歳とか、13歳とか、時には、それよりも低年齢の挑戦者が、豪華なステージ、大勢の観客、そして、目や耳の肥えた審査員の前でパフォーマンスを披露する。
歌だけでなく、ダンスやマジックなどもあるようだ。
そこに登場した時点では、挑戦者達は、アマチュア、あるいは、素人なのであるが(ヤラセがないかどうかは私は知らないが)、時に、恐るべきパフォーマンスを発揮して、観客、審査員、そして視聴者を驚愕させることがある。
舞台に出て来た時、特に少女であれば、大抵はかなり緊張しており、それでも、最初の審査員の質問(名前、年齢、どこから来たの?等)に対しては、それなりにしっかりと対話するが、それさえ、まるで日本人のように上手く喋れない子もいる。
それが、いざ歌い始めると、それがとんでもないパフォーマンスだったりする。
例えば、こんな感じだ。
【YouTube】「まるでライオンのような歌声」13歳の少女がゴールデンブザーを獲得
こんな才能のある若い子が沢山いるのだから、アメリカのエンタテインメントは層が厚い訳である。

ところで、この番組で物凄いパフォーマンスを示した少女だって、別に生まれつきの天才という訳ではないと思う。
素晴らしい挑戦者達の多くが、のどかな田舎に育ち、他にやることがないので、1日中歌っていたと言っていたのである。
そうでなくても、やはり、歌うことが好きで、時間があれば必ず歌っている子ばかりなのだと思う。
そして、必ずしも裕福で大きな家に住んでいる訳でなくても、日本のように家が密接していないので、大きな歌声を上げても近所の迷惑にならなかったり、家族にも理解があって、歌うことが許され、楽器も買ってもらえるという幸運に恵まれている子ばかりと思えた。

つまり、優れた挑戦者達は、若くても、歌やダンスなどに、途方もない時間を注ぎ込んだのである。
何事も、力を付けるのに秘訣はなく、単に時間を注ぐことが大切で、極めて稀な天才の場合は分からないが、どれほどの才能があろうと、時間を注ぎ込まずに成功することはない。
そして、そんな多くの時間を注ぎ込むには、強制では限界があり、やはり、自分が好きで熱意があるから、長期間に渡って1日の多くの時間をつぎ込み、それが、3年、5年、10年となると、まだ若くても、相当な実力を得られるのである。

プログラミングだって、中学生や高校生で、かなりの実力を持つ者がいるが、それも、例外なく、長い時間をプログラミングに注ぎ込んだ成果に過ぎない。
本当かどうか知らないんのだが、脳科学者の茂木健一郎氏が何かの番組で言われていたが、ビル・ゲイツ(マイクロソフト共同創業者)が高校生の時、彼の才能を認識した高校の教師が、ビル・ゲイツに、「お前はプログラミングだけしていればいい。プログラミングを他の科目の単位に入れてあげるから」と言ってくれたので、ビル・ゲイツは思う存分、プログラミングに没頭出来たと言う。
まあ、あまり正確な話ではないと思うが(笑)、才能を開かせるために時間を注ぎ込むことが大切であることを示す良い話であると思う。

何事も、良くなるための唯一の方法は、時間をかけることである。
例えば、ダイエットしたくて、週に何度か、1~2時間スポーツジムに行って運動する人より、普段、家の中で、軽い運動でいいから長時間行っている人の方が、自然ですらりとした身体をしているものである。
いや、運動しなくても、なるべく、座ったり寝転んだりせず、立っているだけで(立つことは実際は立派な運動なのだが)良いと思う。
食べ方に問題がなければ、立っている時間が多ければ、十分なスタイルになるはずである。
逆に言えば、かなり運動しているつもりでも、いつもだらしなく食べたり、寝転んだりしている人は痩せないものである。

引き寄せもしかりで、高価な成功プログラムを持っていても、それを短い時間しか使わない人より(全く使わない人も多い)、目標を明確にし、常に目標に意識を向けている人の方が願いを実現させる。
特に私は凡人なので、何度かご紹介した、教育学者の七田眞氏の著書『奇跡の超「右脳」開運法』にある、七田氏が絶対に事実だという話・・・あるホームレスの男性が、1日中、「神様の奇跡が起こる」と唱えていたら、宝くじで1億円が2回も当たったという話のようにやりたいと思う。
スーフィー(イスラム神秘主義)には、「神を信用しろ。だが、ラクダはつないでおけ」という格言がある。
ラクダは、さ迷い易い性質を持った心の比喩である。
この心をつなぐ・・・つまり、目標に意識を向けていれば、後は、全能の神様にまかせておけば良い。
古代から現代に至るも、それが賢者達の一致する教えであると思う。








  
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