人間の能力を決めるのは、生まれ持っての才能ではなく、3歳位までの環境だ。
それは概ねでは、育った家の豊かさが良い影響を及ぼす。
とはいえ、裕福な環境が、能力を発揮出来る人間になるために必ずしも適しているとは言えないし、貧困な環境で育っても、周囲に居た賢い大人にうまく導かれた場合もある。
だが、3歳位までに過ごした環境が、能力に決定的な影響を与えていることは否定し難い。
そして、3歳位までに、生涯において発揮出来る能力の大きさは決定され、それを変更することは不可能と考えられてきた。
それは、何もしなければの話だ。
そこで、3歳位までに作られた、能力を閉じ込める牢獄を壊す話をしよう。

能力には「出力」で決まる部分があり、肉体が健康であれば、何らかの能力を発揮出来るので、人生であまり苦労はしない、
だが、能力には「出力」と共に、「バランサー」みたいなものがあり、その働きで決定する部分がある。
「出力」と「バランサー」の両方があれば大成功するが、「出力」か「バランサー」のいずれかが優れていれば、悲惨にはならない。
だが、「出力」の方は、病気や老齢で失われるし、それにあまり頼ると、若い時しか良い思いが出来ない。
そこで、ある程度の「出力」と高度な「バランサー」を持っていることが理想的と思う。
あまり面倒な話はしたくないが、「バランサー」は、「自我の性質」のようなものだ。
一般的に言えば、性向とか性格といったもので、もっと適切には「精神的傾向」だ。
概ね、「精神的傾向」である「バランサー」は、何歳からでも高度化出来る。
それをやれば、駄目な自分に別れを告げ、不良星人から優良星人に生まれ変わる。

なぜ、そんなことが言えるのか、1つだけ言っておく。
それは、以前は駄目だったのに優秀になった人間は、自分が変わってしまったことを覚えているからだ。
食べ物の好み、女性(男性)の好みが、ある時期に、全く変わってしまっていることを、自分で不思議に思うのだ。
もし、子供の時に、そんなことが起こっている場合は、宇宙人の操作である場合が多いと思う。
いずれにせよ、自分で出来るので、安心して欲しい。
やり方は簡単で、以下にちゃんと書く。
つまり、「好き嫌い」を、ある程度、変えてしまえば良いのだ。
愚か者が好きであるものを好きであることをやめ、優秀な人間が好きなものを好きになれば良い。
その好き嫌いであるが、「食べ物」「異性」の2つで十分で、やり易ければ「音楽」や「絵画」の好みを使っても良い(実際は何でも良い)。
「異性」について言えば、小さな子供でも好みはあるし、ひょっとしたら赤ん坊にもあるかもしれない。
これについては、レイ・ブラッド・ベリの短編『みずうみ』で、12歳のハロルドが、同い年のタリーを性的な意味でなく愛していたことにうまく描かれている。
(収録された短編集と、萩尾望都さんが傑作漫画化したものを、下にご紹介する)
優秀な人の食べ物や異性の好みがどうであるかは、実は、普通に考えれば解る。
だから、自分の今の好みと合わせ、取り入れると良い。
ヒントを言えば、賢い人は柑橘類(ミカン、レモン等)が好きだ。
そして、異性と言ったが、実は、男でも女でも、賢い人は、グリムとペローの童話の共通のヒロインである、眠り姫とシンデレラ(サンドリヨン、灰かぶり)が好きなのだ。
あるいは、『ラーマーヤナ』のヒロイン、シータだ。
男で言えば、やはり、『ラーマーヤナ』のヒーロー、ラーマだし、『バガヴァッド・ギーター』のクリシュナだ。
ただ、他にいくらでもいる。












  
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