良い気分でいれば、願いが叶う。
しかし、良い気分にもいろいろある。
美味しいものを食べている時の気分の良さ。
好みのタイプの男性や女性と接している時の気分の良さ。
良くはないとしても、弱い者をいじめると、とても気分が良いものだ。
長い努力が実った時の気分の良さは忘れられない。
最高の気分の良さとは、復讐を果たした時であるという話もある。
さて、どんな気分の良さが、内なる全能の力を解放し、願いを叶えるのだろうか?

答を言ってしまうと、自分が幸運だなあと思う気分の良さだ。
テスト勉強を一生懸命やって良い成績を取った時より、ヤマが当たって思わぬ良い点を取った時の方が、気分が良いものだ。
「そんな馬鹿な」と思うかもしれないが、そもそも、結果が分かっていることで努力しても、あまり心の波動は上がらない。
だから、決められた道ではなく、未知の冒険に挑んで思わぬ良いことがあった時に、願いを叶える力がある晴れ渡った良い気分になるのである。
今でも有名な、ナディア・コマネチという、ルーマニアの体操選手は、1976年、14歳でモントリオール・オリンピックで3つの金メダルを取ったが、その時、インタビューで「嬉しいか?」と聞かれたら、「優秀するのは当然だから、別に嬉しくない」と答えた。
それだけの練習をしたのだから、金メダルは当然であり、幸運でも何でもないので、本当の良い気分を感じられなかったのだ。

では、偶然に幸運が訪れてくれなくては、本当に良い気分になれず、願いは叶わないのかというと、それも変な話だ。
現実など、どうでも良いのである。
必要なことは、自分が幸運だなあと思うことだけだ。
ある金持ちの経営者が言っていたものだ。
「いくら不況と言っても、道で死体を見ることはないし、穴の空いた靴を履いているやつすら見ない。日本に生まれたことは幸運だ」
世界の半分以上の場所が戦争状態で、子供が銃を持った大人に追い回されている場所はいくらでもある。
人口数万人で医者が1人しかいない場所、慈善団体が学校で出す給食を子供が持って帰らないと家族が飢え死にする場所も多い。
それに比べたら、日本に生まれたことだけでも奇跡的な幸運だ。
明石家さんまさんの有名な座右の銘「生きているだけで丸儲け」と思えるなら、あなたも願いを叶えることが出来るはずだ。

やや趣が異なる、良い気分になった人の話がある。
イギリスの作家コリン・ウィルソンは、家族で車の旅行をした時、立ち寄ったドラッグストアで、小さな娘がいなくなり、必死になって探したが、娘は見つからず、絶望的な気分になったらしい。
ところが、その娘が、全く安全な状態で見つかった時、ウィルソンは痺れるほどの幸福感を感じ、その後、時が経っても、その時のことを思い出すだけで、幸福感に浸ることが出来るという。そんな気分の時というのは、どんな願いも叶うものである。
私でいえば、初音ミクさんのライブ「マジカルミライ」でチケットの抽選に応募し、見事当選した時に、なんて自分は幸運なんだと感じ、最高の気分になる。
さらに、昨年は、いよいよチケットを発券したら、前から2列目の席だった時には、思わず「神よ!」とひざまずきたいほどの素晴らしい気分になった。そんな時は、望めば世界だって征服出来る。
誰だって、1つや2つ、何か良い思い出があるはずだ。
それを大切にすることだ。








  
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