極めて効率の良い筋力アップとダイエットの方法を示す。
ただし、過度な筋肉は必要なく、身体がすらりと引き締まり、軽やかに動けることを目的とする。

身体は全体で連動しており、一箇所の筋肉だけを使うことは本来ない。
美しい身体になり、軽やかに動くポイントは、意外だが、足の親指、肛門、手の小指と薬指だ。
この中でも、手の小指と薬指を握る筋肉は、身体全体を制御する重要なものだ。
武術や健康や、あるいは、身体を通した霊的な発達について指導する、過去の偉大な人達の中にも、腹や肛門に力を込めることを薦める人は多かった。
しかし、腹だけ、あるいは、肛門だけに力を入れるのは、不自然で疲れるものである。
ところが、手の小指と薬指に力を込めつつだと、腹や肛門に力を込めやすいし、気持ちよくすらある。
実際は、身体のいかなる部分の筋肉に力を込める時も、手の小指と薬指を握りながらだと、やり易いのである。

剣でも、小指と薬指に力を入れて握るものであり、人差し指は使わない。
よって、正しく剣を構えると(小指と薬指で剣を握ると)、肛門が締まり、自然、腹がしまる。
また、良い師匠であれば、足の親指を鍛える動きを教えるものだった。
例えば、裸足で歩いたり、裸足で運動や稽古をしたり、相撲や剣道でよく行われる蹲踞(そんきょ)の姿勢をよく取らせた。
また、立っている時も、足の親指で地面を掴むように立つことを教えた。
手の小指と薬指同様、足の親指に力を込めると、やはり、肛門が引き締まるのである。

以上を基に、すらりとした身体になる簡単な運動を2つご紹介する。
いずれも6秒ほどで出来る。
1つは、立って、手の小指と薬指に力を込めて握りつつ、お腹をぐっとへっこませ、胸を張る。
過度に力を込めなくて良いが、身体がブルブル震えるほどであると最も良い。
これを6秒前後(5~7秒)行う。
手の小指と薬指を強く握ることで、腹の筋肉が強く締まり、腹だけに力を入れるよりずっと楽に効率よく、お腹が引き締まる。
もう1つは、立って、少し腰を落として行う。
胸をやや張り、お尻をやや突き出す感じだ。
そして、足の親指に力を入れ、手の小指と薬指を握りつつ、太腿に力を入れ、肛門を引き締める。
すると、自然と腹が引っ込むが、意識的に腹を引っ込めても良い。
これも、十分な力で6秒前後行う。
全身に気が行き渡る、とても気持ちの良い運動である。

この2つを、思い出す度にやれば、不思議と軽快に動けるようになる。
1日10回を毎日やれば、自然な感じですらりとした身体つきになり、若い人なら短期間で、人工的に作られたどこか歪(いびつ)な美ではなく、自然で安らかさを感じさせる美しさになるだろう。
尚、これらの運動は、気が充実するようプログラムされており、引き寄せの力も高まるはずである。
気という意味では、動きがある腕振り運動や、大東流合気柔術の四股が優れているが、こと、すらりとした美しい身体になるには、こちらの動かない運動が良いと思う。








  
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