「心配するな」「心安らかに」「落ち着け」
こういった言葉は、薄っぺらに言えば空虚だが、言う人によっては、本当に、安心させ、心を静めてくれることがある。

作り話かもしれないが、一休さんが亡くなる時、弟子達に封書を1つ渡し、
「本当に困った時に開けよ」
と言い残した。
一休の遺言である。
そして月日が流れ、弟子達に深刻なピンチが訪れた時、遂に、一休の遺言を明けることとした。
そこには、
「心配するな。なんとかなる」
と書かれていたという。
その後のことは分からないが、本当に、なんとかなったと思えてならない。

以前もご紹介したことがあるが、ベルベル・モーアの著書『その望みは宇宙がかなえてくれる』の中に、こんな話がある。
10歳の女の子が、いつも嫌がらせをしてくる男の子のことで悩んでいた。
そこで、著者(だったか?)が彼女に、そんな時は、心の中で「心安らかに」と唱えることを薦めた。
しかし、それをやっても、なかなか彼女の心は安らかにならず、ある時、その男の子に、「アンタのことで困ってるから、『心安らかに』と唱えている」と教えた。
すると、しばらくしたら、その男の子が、彼女に、自分も、その呪文を使っていると言い、あまりいじめてこなくなった。
そして、その呪文は、他の子達の間にも流行していったという。

あえば浩明氏という政治評論家がいる。
私は、今月のアメリカ大統領選挙で、トランプ大統領がバイデン候補に得票で後れを取って以来、ネットの情報を調べているうちに、この人を知った。
幸福の科学の信者さんということで、ちょっと偏見を持ったが、非常に感じの良い聡明な方と思う。
彼のYouTubeの動画を欠かさず見ている。
その中で、トランプが主要メディアの袋叩きに遭い(主要メディアはほぼ全てトランプを敵視している)、変人も敗北者扱いされている中で、あえば氏は、トランプ陣営の様子を伝えてくれた。彼らは、支持者にこう言ったそうだ。
「我々は全く落ち着いている。何の心配もしていない」
最近の動画、
【LIVE】生配信!クラーケン、発動か!!【アメリカ大統領選2020】
では、あえば氏は、トランプ支持者の人に対し、
「トランプさんは必ず勝ちます。どうか心安らかでいて下さい」
と言われたが、その雰囲気が素晴らしく、本当に、見ている人を心安らかにしてくれるものだったと私は思った。
幸福の科学、いいかも・・・と思ってしまった(笑)。








  
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