「私は嘘なんかついたことがない」
なんて言ったら、
「お前のような大嘘つきを見るのは初めてだ」
と言われかねない。

一番大嘘つきな職業は何かというと、政治家だと言う人が多そうだが(笑)、その答は、ある意味、役者である。
なぜなら、自分と全く違う人間を、最大の熱心さでもって演じるのだから、確かに、あれほどの大嘘つきはそうはいない。
MRTクリニックの内海康満さんが何かに「嘘をついていることで、役者は本当は辛い」と書かれていたのを妙に覚えている。
あまり聞かない説だが、それは本当ではないかという気がするのだ。

嘘をつくことで心が苦しい職業はプロレスラーだというのを、元プロレス・レフェリーのミスター高橋さんの本で読んだ。
今でも、プロレスが、ボクシングのような格闘スポーツだと思っている人は少なくないと思うが、一方で、格闘技の素人でも、ちょっと試合をまともに見れば、嫌でもうさん臭さは感じると思う。
ミスター高橋さんはその著書で、プロレスの試合は、全て筋書きがあることをバラしたが、毎日、常人離れしたトレーニングをするプロレスラーは、実際に恐ろしく強いらしい。
とはいえ、試合は全て筋書きがあり、勝敗は最初から決まっている。
現役を引退して20年以上経ちながら、今もファンが多いアントニオ猪木さんは、ミスター高橋さんの著書によれば、試合で真剣勝負をしたことは2度だけというが、むしろ、2度も本気で戦ったことがあるのは凄いことだと思う。

「良い嘘」とはどんな嘘だろう。
萩尾望都さんのロングセラー人気漫画『ポーの一族』で、エディス・エヴァンスという14歳の少女だったと思うが、アラン(実は吸血鬼)に、自分はクッキー作りの名人だと言い、後日、クッキーを作ってくるが、それを食べたアランが高評価をすると、エディスは、本当はクッキーを作るのは初めてだと告白する。
つまり、エディスは、最初に大嘘をついたのだが、「(クッキー作りの)名人」とまでは言えないながら、普通の嘘にしたのだし、いずれも、そんなに悪い嘘では、なく、良い嘘だと言えるかもしれない。

今は、「ベ、別に」で検索しても、上位にはつまらない解説ページしか出てこないが、ツンデレセリフの嘘は、大抵、良い嘘である(笑)。

ツンデレの嘘も、多少苦しい面もあるかもしれないが、本当の嘘をつくのは辛いものだ。
魂にとってはね。
最初は、心も辛くても、慣れてしまうと、平気で嘘をつけるようになる。
だが、魂は苦しがっているので、自分の利益のために沢山の嘘をつくと、嘘つき特有の顔になってくる。
多くの政治家の顔が醜悪なのはそのためだ。
これは個人的な感覚であるが、ヒラリー・クリントンは悪い魔女のような醜い顔だし(表面的には美人だが)、オバマも随分、醜い顔になってきたと思う。
まあ、確かに、偏見かもしれないが。
息子の汚職を知らないとか、選挙不正などないかのような態度をするジョー・バイデンだが、彼は小物で、彼の嘘の多くは、周囲の大物につかされているだけなので、彼は小悪党の顔だ。
そんな小物が歴史的な得票をする訳がないと解る程度の思考力があれば、この選挙が大嘘だということは分かるはずなのだが。

自分の心を傷付けるような嘘はつかないことだ。
画家になりたければ、「私は画家だ」と言えば画家になれる。
だが、嘘で「私は画家だ」と言えば、醜くなる。
たとえ嘘でも「絶好調だ」と言えば、調子が出てきて、むしろ良い顔になるが、「お前のために言っている」なんて嘘を言えば、すぐに醜くなる。
晴れた心で、「私は画家だ」「絶好調だ」と言えば、その通りになる。
つまり、引き寄せは、テクニックではなく、心なのである。








  
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