アメリカ大統領選挙に関し、日本では、バイデンの当選が決まったように報道され、お祭り気分は終わって、テレビでは、「バイデンの政策はどうか」「バイデン政権の日本への対応は」などが話し合われている。
そして、トランプに関しては、時々、「いまだ負けを認めない愚か者」「トランプの訴訟チームの弁護士は次々撤退」「トランプの(選挙に不正があったという)主張には何の証拠もない」「メラニア夫人がトランプに負けを受け入れるよう説得」などといった報道ばかりが行われている。
しかし、事実は、票の集計自体が多くの州で今も継続中で終了してはおらず、アメリカ司法省長官は不正疑惑の捜査を承認、ジョージア州ではいち早く手作業の再集計の実施が決定・・・など、大統領選挙は全くの途中段階である。
また、アメリカでも、「トランプは、選挙に不正があったという虚偽で詐欺の主張をしている」という、ジャーナリズム精神に反した報道が行われており、日本のメディアはそれに追随しているだけだ。
メラニア夫人がトランプに敗北を認めるよう説得したという報道は、メラニア夫人自身が否定しているように、それこそ、何の根拠もない報道が、マスメディアで堂々行われていることが分かる。
ワシントンポストが、「不正の内部告発をした郵便局員が発言を取り下げた」と報道したが、郵便局員自身が、「そんな(発言を取り下げたという)事実はない」とSNSで反論している。
ワシントンポストのような一流紙が、ジャーナリズムの重要な精神を捨ててしまっていたのだ。
一方、ホワイトハウスのアイドル(と言ったら失礼かもしれないが)、麗しきケイリー・マケナニー報道官は、「あなた方は証拠がないと言うが、証拠はある」と言って、234ページの宣誓供述書(法的責任を伴う証言)を示した。もちろん、これは証拠のほんの一部だ。

事実はいずれ明らかになる。
ところで、事実の確認はしていないが、こんな話をSNSで見た。
今、共和党のトランプ陣営は、どんな状態なのかについての情報だ。
意外かもしれないが、彼らは落ち着いていて、支持者達に対し、「安心して欲しい」と言ったという。
私は、戦いがどうなるかを超えて、この話に心を打たれた。
焦ってどうなるものでもない。
正義は我にあると信じるなら、気を落ち着かせるべきなのだ。
そして、やるべきことを、淡々と、だが、断固としてやれば良い。

我々も同じだ。
なかなか願いが叶わない時、状況が思わしくない時、凡人たる我々は、つい焦り、誤ったことを考え、まずい手を打ってしまう。
浮足立った未熟者が、そんな愚かな状態に陥りそうな時、経験豊かな賢い人は、いつも、「落ち着け!」と愛情込めて叱責するのだ。
西部劇『怒りの荒野』で有名な「ガンマン十戒」の6番「危険な時ほどよく狙え」は本当に大切な心構えだが、そのためには、まずは落ち着く必要があるのだ。
ベルベル・モーアの『その望みは宇宙がかなえてくれる』には、「心おだやかに」という言葉の威力が語られている。
ある10歳の女の子が、いつも嫌がらせをしてくる男の子のことが憂うつで仕方がなかったが、この「心おだやかに」という呪文を教わり、怒りや屈辱を感じた時には唱えるようにした。
なかなか状況は好転しなかったが、粘り強く続けると、何と、その男の子が、彼女から教わって、「心おだやかに」と唱えるようになり、やがて、皆が唱えるようになった。
あなたもいろいろ問題を抱えていると思う。
実は私もだ(笑)。
それなら、我々も、「落ち着け」「心おだやかに」と唱えてみると良いかもしれない。








  
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