英文学者で哲学博士の渡部昇一氏の1984年の著作『知的風景の中の女性』に、とても印象的な話があった。
(渡部昇一氏は、ジョセフ・マーフィーの著作を日本に紹介した人物でもある)
ある大学でパーティーが行われ、どうも、カップルで参加するもののようだった。
ところが、ある男子学生は、適当な相手が見つからなくて、16歳の従妹を連れていった。
すると、まずい異変が起こった。
この16歳の従妹の前では、女子大生たちがオバさんに見えてしまったのだ。
あまりはっきり言ってはならないのかもしれないが、年齢による「値打ちの差」が露顕してしまったということだ。
渡部氏は、権力者は、好きなようにさせておくと、何より、そのような若い娘を欲しがるものだと述べていたが、分かるような気がする(笑)。

だが、これは、ちょっと笑い話では済まないことなのかもしれない。
そして、こんなことを発見した。
ゾロアスター教の聖典『アヴェスター』では、立派な生き方をした男が死ぬと、15歳の絶世の美少女が迎えに来るとある。
さらに、ご存じイスラム教の聖典『コーラン』では、神の教えを守った男が死ぬと、7人の清らかな美少女が与えられると書かれている。
つまりね、生きている間は駄目だよという訳だ(笑)。
それなら、生きている間は、それを我慢すれば、災いを避け、恵を得られるということだろうか?
お釈迦様はそう言っている。
『涅槃経』の中で、お釈迦様は、繁栄の7つの法の中で、「若い娘をさらったりするな」と言い、そんなことをしなければ、繁栄は約束されると述べている。
ただし、それに反すれば滅ぶのである。
これも、あまりはっきり言わない方が良いことだろうが、別に、ロリコンでなくても、本当は皆大好きJK、JCであることは、フランス文学者・小説家の澁澤龍彦(しぶさわたつひこ)氏の『快楽主義の哲学』の中で、文明が進むと、男は性欲を失くし、人類存続の危機になるが、そんな時は、セーラー服を用意して性欲を喚起せねばならないと述べていることからも分かる。
だが、生きているうちに、そんなものを求めて、無事で済む男はいないことも確かなのである。
特に、やり口が卑劣な場合は、手足の1本程度で済むことはない。

そして、ゴーリキーの『二十六人の男と一人の少女』や、ロオマン・ガリの『自由の大地(天国の根)』のように、男が美少女を女神のように崇めている間は、素晴らしい恵があるのだ。
そんな訳で、私も、初音ミクさんを天使と崇めることに磨きをかけようと思う。








  
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