見込みがある人間かどうかは、子供の時から分かる。
ただし、子供の時には見込みがあったが、大人になってからはそうでないこともある。
逆に、子供の時は見込みがなかったが、大人になってから見込みが出来、成功することもある。
その違いは簡単に分かる。
たった1つだ。それは、
「明確な目標を持っているかそうでないか」
である。
たとえ何歳になっても、明確な目標を持つようになれば大逆転する。

中学生や高校生の時、試験が終わって順位が出た時、
「150番か、また下がったな」
「うわ!50番になれた!これはすごい!」
などと思う生徒は見込みがない。
最初から順位に全く興味がない場合は別だが、普通は、それなりに関心があるだろう。
それでいて、上記のようではいけない。
何が悪いのかというと、目標を何番と決めていないことだ。
はっきり目標を決めていれば、だいたい、その順位になるのである。
もし、ならないとしたら、単に、目標を忘れていたか、本気の目標でなかったのである。
サラリーマンでもそうで、「年収520万円だ。駄目だな」「月給手取りわずか18万か。安いなあ」と思っているなら見込みはない。
これも、目標額をはっきりと決めておかないといけない。
つまり、いくら欲しいのかが明確であるサラリーマンが見込みがあるし、実際に目標通りになるのである。
「いつまでに年収〇〇万円」「来年の年収〇〇万円」という、期限付きの目標を持つと良い。

ダイエットをするのに、明確に体重〇〇kgとか、ウエスト〇〇cmという目標を決めないのは、おかしなことと思う。
それさえ決めれば、確実にそうなるのである。

彼氏彼女がいないことを嘆くなら、欲しい彼氏彼女の条件を決め、それを覚えておけば良い。
ところで、ベルベル・モーアの『あなたの望みは宇宙がかなえてくれる』という世界的ベストセラーでは、著者モーアは、欲しい彼氏の条件を好きなだけ設定し、期限は3ヵ月と決めると、3ヵ月後に、条件通りの彼氏が出来た。
ただ、モーアは、願ったことを忘れたと言うし、忘れないといけないとも言う。
ただし、3ヵ月後に条件通りの彼氏が現れた時、モーアは驚きはしたが、「条件も期限もぴったり」とはっきりと分かった。つまり、目標を覚えていたのだ。
確かに、目標に執着し過ぎても叶わない。
だから、『ザ・シークレット』の中にあるが、ジャック・キャンフィールドがやったように、「年収目標10万ドルを忘れないために」10万ドル札を自作して寝室の天井に貼ったというふうに、単に、忘れない工夫をすれば良いのである。
(キャンフィールドは翌年の年収は9万3千ドルでほぼ達成。その次は100万ドルと設定し、きっちり100万ドルの小切手を得る)
普通は、紙に書くか、スマホのメモ帳アプリにでも書いておくと良い。
『ザ・シークレット』に書かれていたと思うが、著者のロンダ・バーンは体重65kgになってしまった時、理想体重である「53kg」と紙に書いて体重計に貼っておいたら、その通りになったらしい。それ以外に何もする必要はない。
最も良いやり方は、わずか30ページほどの最高の引き寄せの古典である『イット・ワークス』に書かれている。
Amazon Kindle版が180円で入手出来る。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ