法然は、死の直前に『一枚起請文』(いちまいきしょうもん)と呼ばれる遺言を残している。
※起請文(きしょうもん)とは、神仏への誓いを記した文書のこと。
これは、遺言であると共に法話で、しかも、最高の法話である。
念仏の教えは、この1枚に余すところなく現れていると言って良いと思う。
よって、念仏について知りたければ、ただ、この1枚を見れば良い。

もっと短い教えもあり、こちらも重要と思う。
それは、ウィンストン・チャーチルの、

Never, never, never, never give up
(絶対に屈服するな、絶対に、絶対に、絶対に)

だ。
きっと、誰でも一度は見聞きしたことがあえると思う。
チャーチルが死の直前に行った講演会で、演壇に立ったチャーチルは何も言わず、つっ立っていた。
そして、ついにチャーチルが前のめりに突っ伏して言った言葉がこれだった。
最高の講演であり、チャーチルの教えは、これだけ覚えておくと良いと思う。

ところで、引き寄せの法則の最大のベストセラーである、ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』を映画化した『THE SECRET』で、いかなる願望も実現する秘密の教え「シークレット」は、元々は、大昔に、1枚の緑色の石板に記されたものだった。
まだ古代文明の時代、誰かがこれを紙(パピルス?)に複写(石板の上に紙を重ねて擦った)したものが、ごく一部の人間の間に広まったように、『THE SECRET』では演出されている。
つまり、引き寄せの法則は、1枚の紙に書ける簡単なものであると表現しているのだが、実際、その通りであると思う。

引き寄せの法則の最も有名な書籍はおそらく、ナポレオン・ヒルの『Think and Grow Rich(思考は現実化する 1937)』であるが、これは、法則を純粋に伝えたものではなく、後に出版された『Grow Rich!(成功哲学 1967)』が本物に近いと言われる。
しかし、いずれにしても、これらは長過ぎ、普通の人が、これらの本から、引き寄せをマスターするのは、ほぼ不可能と思う。
その後、易しい引き寄せの本も膨大な数が出て、ヒットした作品も多いが、やはり、本になった時点で長過ぎる。さらに、同じ著者が同じテーマで何冊も書くのだから、これらは、引き寄せを教えるというよりは、商売(著者だけでなく出版社の)であると考えた方が良いと思う。
引き寄せもまた、『THE SECRET』の映画のように、1枚の紙で書ききれるもののはずだ。

引き寄せというのは、必ずしも、ナポレオン・ヒルの本のように金持ちになる方法ではなく、あらゆる願望を叶えるものである。
それで言えば、私が子供の時から、およそあり得ない魔法のようなことを確かに何度も行ったのも引き寄せである。
私も、その方法をいつか1枚に書いてみようと思うが、その前に、何か決定的な魔法の証拠でも示した方が良いような気もする。しかし、それに該当する願望がなかなかないのであるが。
そこで、最も短い、そして、優れた引き寄せの教えは、何度か述べたが、ある大富豪が匿名で書いた『イット・ワークス(It Works)』であると思う。
とりあえず、これより良いものは見つかっていないと思う。
これが、それほど広まっていないのは、やはり、短過ぎ、また、簡単過ぎ、商業的価値がないからだろう。
ナポレオン・ヒルの『 Think and Grow Rich 』よりずっと前に書かれていて、著作権も切れているはずで、英語のPDFならネットで入手出来るだろう。
著者も、これで儲ける気はなかったはずだ。
私は、基本セットだけで50万円以上する名高い成功プログラムの100万円以上分を買ったが、個人的には『It Works』の方がずっと優れていると思う。
だが、この本にはただ1つ、感情に関する項目が足りないようにも思う。
そこに関しては、『THE SECRET』では詳しく述べられているが、若干、余計なものも入っているような・・・
『It Works』と『THE SECRET』の感情に関する項目を合わせれば、かなり完全なシークレットであると思う。
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