子供でも、一定の割合で肥満している子はいるし、その数は増えることはあっても、極端に減ることはないのではと思う。
子供の肥満の原因も、病気の場合を除けば、大人と同じ、食べ過ぎと運動不足と言われているが、子供の場合は、新陳代謝が高いので、太り難いはずである。
それでも太るとしたら、おやつの食べ過ぎや、食事でも、米や麺類などの炭水化物食品の摂り過ぎが原因と思われる。

しかし、それで考えれば、私は子供の時から、空腹になったことがないし、米を食べる割合が多く、おやつもそこそこに食べ、ニート時代はほとんど外出せず、働くようになってからは、毎日チョコレートを欠かさなかったのに、よく太らなかったものだと思う。
一時期は94kg(身長176cm)とかなり重かったが、1年位で30kg落として、またスリムになった。

私の場合、子供の時に、格闘技漫画に夢中になり、頭の中でトレーニングや試合をしていたことが、痩せていた原因かもしれない。
というのは、私が太り始めたのは、そんな空想をしなくなってからだし、次のようなこともある。
私は、イメージ・トレーニングの中でも、超常的なものに興味を持ち、想像の中で、屋根に飛び上がったり、サバンナでシマウマの群れと一緒に走ったりしたが、それで、無駄な肉が消え、身体が軽く、そして、筋肉も発達することが分かった。
尚、頭の中で楽しい空想をすると、意識は現実世界から切り離されるので、心は比較的落ち着いている。
まあ、現実逃避の一種かもしれないが、脳は、生き生きとした想像と現実の区別が付かないことはよく知られており、身体を動かすことの空想であれば、実際に運動したのと同じになり、想像の運動がハードであれば身体への効果も大きいが、実際にシンドい訳ではないのだから、かなりお得である。
しかも、想像力が鍛えられるので、さらに良いものであるということになると思う。

イメージトレーニングと言えば、バスケットボールでシュートのシーン(上手くシュート出来たシーン)を思い描くなど、精神的な効果を求めることを目的とすることが多いと思うが、想像で運動すれば筋肉も活動することは科学的実験で確認されているはずなので、私の経験的なことも含め、体力の向上やダイエットの目的でも有効と思う。
確かに、私が30kgダイエットに成功した時は、食べすに痩せたところは大きかったが、いったん痩せると、元々が甘いものが大好きなので、実際には、甘いものを食べ始めると止まらなかったと思う。
しかし、それでも、176cmで63kg程度(17歳の時と全く同じ)をずっと維持しているのだから、想像トレーニングの効果もあるのだろう。
※176cm、6Xkgはこんな身体:私のTwitterのプロフィールページ
私は、10年近く、朝晩のトレーニングは欠かしていないが、運動のカロリー消費で痩せることは、まずないと断言する。
それは、相撲のようなものだけでなく、野球やプロレス等のプロスポーツ選手を見れば明らかだ。
相撲の力士だって、大食するのは若いうちだけで、仮に少々食べたところで、とんでもないトレーニングをするのだから、運動でカロリーを消費して痩せるなら、力士は太らないはずだ。
また、野球選手だって、常人には考えられない厳しいトレーニングをしているはずが、特に最近は、肥満した選手が多い。
想像トレーニングの場合は、運動でカロリーが消費されるというよりは、現実の運動と比べ、比較にならないほど身軽に動くので、脳が「体重が少ないことが必要」と判断して、無駄な肉を失くしてしまうのだと思うし、実感している。
ダイエットの極意は「脳で痩せる」ことであることは、優れた知見を持った人は皆知っていると思う。

事業家で批評家の岡田斗司夫氏は、ダイエット本がベストセラーになり、『ま、金ならあるし』という本を出すほど儲けたが、後にリバウンドして再び痩せることはなく、お金持ちに相応しい体形を維持しておられるが、空想で屋根に飛び上がり、セイント・テールや灼眼のシャナのように、屋根から屋根に飛び移る私は、さっぱりリバウンドしない。
実際のスクワットも、『プリズナートレーニング』という本に書かれていたが、カロリー消費ではなく、スクワットが楽になるよう、脳が体重をコントロールするのであるらしいが、想像の中で軽々とスクワットをやっても、脳はその仮想現実に合わせて、実際の体重も落とすのかもしれない。
あの本に書かれていることを実際にやるのはキツいが、私は、想像でならやってみようと思う。
皆さんも、もっと想像のトレーニングをしてはどうだろうか?








  
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