自分の潜在能力(今は表には表れていないが、隠し持っている力)が、どれほどのものと考えているかは重要だ。
あなたは、それがどれくらいの大きさのものだと信じているだろうか?
親の力にも劣るのか?
せいぜいが、親や周囲の普通の大人のレベルか?
並の人間よりは上のレベルか?
優秀な一握りの人間と言えるほどか?
天才か?
ただ、一流大学や大学院を出ているという理由で、「自分は優秀だ」と言う者は、それで本当に自信があれば結構なことだが、実は、全く自信がない場合が圧倒的に多いのである。
脳科学者の中野信子博士が著書に書かれていたが、メンサという、人類の上位2パーセントに入るIQ(だいたい132以上)があれば入れるという団体があるらしいが、彼女も入ってみたが、凡人ばかりなのでやめたという。あんな入会テスト(知能検査)で合格することは、練習すれば誰でも可能だし、そもそも、IQ132程度で天才とは言えない。
まあ、それでも、メンサに入れて本当に自信が出来れば良いのだが、まあ、そんなことはあり得ない。なぜなら、本当の力がなければ、現実の自分は無力であることを思い知るしかないからだ。

そして、多くの人間は、幼い時から親に、自分は大した人間ではない・・・それどころか、バカでグズで役立たずで、駄目な人間だと言われ続けている。
学校でも、教師の歪んだ劣等感のために、生徒達は愚かな人間として扱われる。
そのようにして、虫けらのような能力しかない「凡人」が出来上がるのである。

平井和正さんが原作の、桑田次郎(二郎)さんの『エリート』という、数十年前の漫画がある。
その中で、普通の人間は、脳の5パーセント、筋肉の10パーセントの力しか使っておらず、もし、全ての力を使うことが出来れば、天才・超人になると説明され、竜太郎という、出来の悪い中学生男子が、宇宙生命体アルゴールによって、その全潜在力を解放され、たちまち、世界最高の頭脳と、超人の肉体の持ち主になる。
それが知的で温かい雰囲気の中で描かれている。
小学生とか中学生、せめて、高校生の時に、この作品を読んでいた人は、卓越した能力を発揮出来るのではないかと思う。

本当の自分は、想像も出来ないほどの素晴らしい力を持っていることを知らないまま大人になったのであれば、それを自分で知ろうとした方が良い。
ただ、脳科学や心理学などの難しい本を読んでも上手くいかないことが多い。
その理由は、学術的な本は、他の専門家の批判を恐れて、解り易さよりも正確さを重視し、回りくどい表現をするが、その正確さにしても「教科書に反しない」という意味のものであるから、結局、お茶を濁したようなものになっている。
自分は前衛的(時代に先駆けている)な研究者であるという者が優れたことを書くこともあるが、その中身の大半は独善的で押しつけがましい場合が多いのだ。
釈迦やイエスが素晴らしいことを言ってはいるのだろうが、それを解説する専門家は、大抵の場合、せっかくの素晴らしい教えを駄目にしてしまうものなのだ。

過激でなく、また、高圧的・権威的でもなく、そして、偏見がなく、親切に、人間が隠し持つ潜在能力のことを、そして、その使い方を説くものを学ぶことは、充実した人生を送る上で極めて有益なことだろう。
そんなことを目指したのが、『トーチェ氏の心の法則』であったと思う。
これは当時(1950年代)の科学に基いていたので、現代では、やや遅れの部分もあるが、やはり、有益な示唆を与えてくれると思う。
また、賢く読めば、やはり、半世紀以上、世界でロングセラーを続けるジョセフ・マーフィーやクラウド・ブリストルらの著書が役に立つだろう。
2006年の『ザ・シークレット』には、科学者や哲学者、作家、事業家、神秘学者らが共通の見解としての、人間の極めて高い能力を示してくれている。
ただ、こういったことは、本で読むより、耳で聴いた方が理解し易い面が多いと思われる。
だから、出来れば、CDやビデオで見ることをお勧めするのである。








  
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