「投げっぱなしジャーマン」という言葉をご存じだろうか?
私は知らなかった。
私が最初に聞いたのは、『まちカドまぞく』というアニメ(2019年放送)で、高校1年生の千代田桃(魔法少女)が、同じ高校1年生の吉田優子(魔族の少女)に、「借りっぱなしジャーマン」という変形で使ったのだが、優子は意味を桃に尋ねなかったので、意味が通じていたのだろう。
ここでは、優子が桃から借金をし、優子が返さないままになるという意味で「借りっぱなしジャーマン」と言ったのだから、義務とか責任とかの放棄を意味することは、なんとなく解ると思う。
その後、『サクラダリセット』というアニメ(2017年放送)で、高校生同士が普通にこの言葉を使うのを聞いた。
それほど、少なくとも、若い人には普通の言葉なのだろうか?

「借りっぱなしジャーマン」は、プロレスの「ジャーマン・スープレックス・ホールド」という技から来ているらしい。
「ジャーマン・スープレックス・ホールド」の、「ジャーマン」は「ドイツ式」で、「スープレックス」は投げ技の1つ、そして、「ホールド」は固め技である。
ところで、最後のホールドをせずに、スープレックス(投げ技)だけで終わることがあり、その場合は、「ジャーマン・スープレックス」と言う。
ところが、「ジャーマン・スープレックス・ホールド」を発明した、カール・ゴッチという、アントニオ猪木さんが「実力だけなら世界一」と讃えたレスラーは、そういった、最後のホールドをせずに、スープレックスで終わる「投げっぱなし」をやることを非常に嫌ったらしい。
それで、「投げっぱなしジャーマン」は、「最後まできちんとせずにやめてしまうこと」という悪い意味で使われるのだろう。
しかし、「投げっぱなしジャーマン」である「ジャーマン・スープレックス」は、これはこれで良い技だと思うし、ゴッチさん自身が、力道山やアントニオ猪木さんとの試合で、最後のホールドで失敗して勝ちを逃しているのである(結果は両方とも引き分け)。

さて、現代語講座は終わる(笑)。
なぜ、こんな話をしたのかというと、ある芸術家をチャネラーとする宇宙人の宇宙語の話を思い出したからだ。
私は、そのご本人から宇宙語を聞かせていただき、翻訳も聞かせていただいた。
かなり怪しい話である(笑)。
とはいえ、その芸術家は、立派な実績のある方で、多分野の創作を行い、奥さんも控え目で、とても真面目そうな人だった。
その宇宙語の話の中で私が印象に残っていたのが、「想いを宇宙にぽーんと投げなさい」というところだった。
その「想い」は、質問であるとか、願いであると考えて良いだろう。
質問を投げれば、答は直観としてやってくるし、願いを投げれば、それは実現する。
そして、宇宙人は、「ぽーんと投げなさい」とだけ言ったのだ。
つまり、「投げっぱなしジャーマンでいいよ」と言ったのである。
いや、「投げっぱなしジャーマンでないといけない」のである。
投げた後で、「私のお願い、ちゃんと届いてますかあ?」という連絡をぽんぽん投げたり、「届いたかなあ」と心配してはならないのである。
やるべきことは、イエスが言ったように、「叶ったと思って感謝する」ことであり、沢山の優れた引き寄せ指導者が一致して言うように、「叶ったようにふるまう」ことである。
この貴重な宇宙人のメッセージを活用していただきたい。








  
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