もし、私がカウンセリングを行う場合。
私が分かる範囲で言えば、例えば、
「プログラマーやシステムエンジニアになりたい」
「ニートなので就職したい。その場合に有利になるスキルを得たい」
「働いてはいるが特技がない。ITスキルを得て、その方面の職場に変わりたい、あるいは、そのスキルを生かした仕事をしたい」
あたりなら、十分にアドバイスが出来ると思うが、本来、そんなこと、人に聞いても仕方がないことだ。

スキルが欲しければ、勉強すれば良い。
だが、皆、学校で変な勉強の仕方を教えられて・・・というより、勉強の仕方が分からないようにさせられているのだと思う。
勉強というのは、1日中やるものだが、そう言うと、「そんなことは出来ない」と言う。
どうも、勉強や訓練や修行と言うと、大昔なら『巨人の星』、今なら、『鬼滅の刃』のように、いつも力み、緊張し、一心不乱に、ぶっ倒れるまでやる・・・みたいな阿呆なイメージがあるのだと思う。
そんなもん、怠け者の私なら5秒くらいしか出来ない。
だが、「ちゃんとした勉強」なら、私でも1日中出来る。
それ(正しい勉強法)は、「そのことについて意識する」ことである。

例えば、Excelなどに搭載されているVBA言語をマスターするなら、まず、本を1冊買う。今は、沢山の優秀な人が、競って良いテキストを書いているので、ハズレはない。
それで、本を眺めていたら、なんとなく、ぼんやりとした雰囲気が伝わってくるだろう。
最初から終わりまでパラパラと見たり、適当に真ん中あたりとかをぱっと開いて、そこをじっと見る。
すると、心が反応するかもしれないし、しないかもしれない。
気が向いたら、文を読んでも良い。やってはいけないことは何もないし、やるべきことも何もない。
後は、スマートフォン並にいつも本を携帯し・・・あるいは、スマホに電子書籍を入れ、出来るだけ多く本を開くことだ。
無料のネット講座や、YouTubeの講座を見つけて、それを眺めても良い。

また、本当にマスターしたいと思っていたら、パソコンでやってみたいはずだから、本に書いてあるプログラムをタイプしてみれば良い。
Excel VBAの場合、プログラムを書くためには、Excelに簡単な設定をしなければならないが、そんなことは、本を見たり、検索すればすぐ分かる。なかなか分からないとしても、とにかく調べれば分かることだから調べる。そんなことまで教室で、あるいは、誰かに教わろうなんて根性が一番良くない。

もし、VBAが出来る人が身近にいれば、プログラミングしているところを眺めさせてもらえば良い。それがまた効くんだ。
私がかつていた職場では、私しか出来ないことで、他の人も興味を持っていたことがあったはずなのに、なぜか、私がやっていることを見に来る人がいなかった。彼らはみんなリストラされている。まあ、嫌われていたのかもしれないが(笑)。
良いプログラムをそのまま書き写すことを、IT業界では「写経」と呼んでいるが(本来の「写経」はお経を模写すること)、「写経」の威力は、優秀な人ほど認めている。
私など、写経だけで覚えたプログラミング言語が多い・・・というか、実質、勉強は写経だけだったような気もする。

上に挙げたようなことを、1日中、起きている間、ずっとするのである。
まあ、アニメ見ながらプログラムのことを考えるのも、やっている範囲に含めて良いが(笑)。
実際、プログラミングの訓練を意識していれば、ゲームも運動も食事もプログラミングの訓練になる。
しかし、なるべく、本を開くか、タイプする方が良い。

問題は、「私に本当にプログラミングが出来るようになるのだろうか?」という想いを起こさないことだ。
それに関しては、心をよく見張っていなければならない。
そんな弱気が起こったら、3つの武器を使う。
すなわち、笑顔とガッツポーズと「絶好調」とか「大丈夫」などの口癖(あるいは呪文)だ。
良かったら、引き寄せの本を1冊読むか(それもプログラミングの勉強に入れても良い)、オーディオCD付の引き寄せの本を買って、それを聞き、心を肯定的にすることだ。
引き寄せは、目で読むより、耳で聞いた方が効果があるという説もあるようだ。













当ブログ著者、KayのAI書。
Excelを使うスキルがあり、数学やプログラミングは駄目だが、実用AIを自分で作れるようになりたい方に、特にお薦めします。
また、深層学習フレームワークとPythonでAIを作る本に挫折した人、あるいは、自分でAIを作れるようにならなかった人にも。
普通の概念で分かる問題でAIツールの使い方を習得し、面白い問題にAIで取り組むことで、自分で実践的なAiを作るセンスを得られるよう工夫しました。
  
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