世界中から毎年数名の講演者が選ばれ、会場に入るには年会費100万円程度かかるTEDカンファレンスでの講演は、当然ながら選りすぐりの内容になり、講演者は必ずしも有名でなくても、その時点で極めて優秀な方々であると考えて良いだろう。
このTEDカンファレンスは、2005年から始まり、先程述べた通り、会場に入るのは高いが、公演ビデオは無償で公開されていて、ビデオや音声の無料ダウンロードも可能だ。
そのTEDの歴史の中で、3番目にビデオの再生回数が多い講演の講演者が、エイミー・カディという女性社会心理学者だ。
彼女は、「パワーポージング」の推進者として知られる。
簡単に言えば、「パワーポージング」とは、例えば、スーパーマンやワンダーウーマンのように、仁王立ちになって腰に手を当てるという力強いポーズ(パワーポーズ)をすれば、自信や勇気が溢れてきて、高い成果を上げる可能性が上がるというものだ。
カディーはアメリカの学者なのだから、当然、数多くの十分な検証データを得ている。アメリカはエビデンス(根拠の証拠)の国だからね。

パワーポーズの効果は、ほぼ間違いないと思う。
日本では、ガッツポーズの方が良く知られているが、パワーポーズとガッツポーズには共通する部分も多い。
ガッツポーズでは、手をぐっと握り、腕を大きく、あるいは、力強く上げるといったように、力を込めることを重視するが、パワーポーズでは、もっぱら形が大切という違いはある。
以前、テレビで、日本でトップクラスの有名なお笑いタレントが、毎朝、ガッツポーズをすることが本人から明かされ、それに対し、医学博士の方が、「それによりエンドルフィンという脳内物質が生成され、1日中何をやってもうまくいく」とコメントしていたのを覚えている。
パワーポーズでは、テストステロンなどの身体を活性化させるホルモンの分泌が盛んになることが確認されているという。

それほどの効果が、短時間でタダで出るのだから、皆、大いにやれば良いと思う。
ただ、エイミー・カディや、上に書いた医学博士らは、パワーポーズやガッツポーズの効果を、ホルモンや脳内物資の生成・分泌で説明しているが、それでは不十分だ。
それなら、単に「元気が出る」だけである。
これらには、もっと、波動科学的な効果があり、これにより、状況そのものを変えてしまう。
つまり、引き寄せが起こるのである。
もちろん、これは、証明されている訳ではなく、また、完全に説明することは難しいが、効果は割と簡単に確認出来ると思う。
ガッツポーズやパワーポーズをすると、好ましい状況の波動が脳から発せられ、それに相応する状況が引き寄せられる。
発せられた波動を「上のもの」、引き寄せられる現象を「下のもの」と考えれば、「エメラルド・タブレット」に記された有名な言葉、
「下にあるものは上にあるもののごとく、上にあるものは下にあるもののごとく」
となる。
エメラルド・タブレットの他の部分が、この原理を象徴的に説明しているのだと思われ、今日では、波動性科学、量子力学で、ある程度の説明が可能になっていると思われる。

それと、良い波動を発するのは、何と言っても笑顔である。
憂鬱な時でも、無理にでも微笑んでガッツポーズ(あるいはパワーポーズ)をすると、胸が高鳴るのを感じる。
胸が高鳴れば・・・つまり、ワクワクしてくれば、全てうまくいったも同然である。
その上に、「大丈夫」「絶好調」「全て良し」「全部良い方向に進んでいる」などの言葉を唱えると、さらに効果は上がる。
それらも、いずれは波動科学で説明がつくと思う。













当ブログ著者、KayのAI書。
もし、WindowsパソコンとExcelが使えるなら(あるいは、使えるようになるつもりなら)、この本で、機械学習・ディープラーニングに挑んでいただきたいと思います。
決して大袈裟ではなく、これからは、AIは誰にとっても必要であり、AIを味方にした人が圧倒的に有利になるからです。
この本は、単にAIを教養的に理解するのではなく、実用的なAIを自分で作れるようなるためのものです。
そのために、数学、プログラミング、論理学は必要ありません。日常的な言葉で書かれ、普通の概念で理解出来、そして、面白いテーマを用意しています。
  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ