この世界のカラクリは、沢山の賢い人達が見抜き、説いてくれている。
釈迦やキリストは、それらの人達の中でも最高位なのだし、その釈迦やキリストの教えを基に、その時代にあった解説をしてくれる人達も少なくはないと思う。
ところが、なぜかいまだ、
「そうか、じゃあ、こうすれば、お金がザックザクと入って来て、女(男)も選り取り見取り」
というふうにはいかない。

一応、この世のカラクリを簡単におさらいすれば、こうである。
・世界は、心が作り出した幻であり、実体がある訳ではない。
・心の操作法が分かれば、世界は自由自在に支配出来る。
・この世界を作る目的は、楽しみながら進化するためである。
だいたい、これで合っているだろう。

しかし、ではなぜ、世界が思い通りになるように思えないのかというと、それでは面白くないからだし、進歩も出来ないからだろう。
ただし、進歩と言っても、
「鉄のバットも振ります!重いゴロゴロしたのも引っ張ります」(優子)
「修行のイメージ、古くない?」(桃)
~『まちカドまぞく』より~
といったギャグを本当にやっている者も多いのだろう。

また、「すべては幻じゃ」と聖人ヅラしてたら、面白くない状況になる一方だ(笑)。
世界は楽しむためにあるのだから、ちゃんと楽しまないといけない。
怠惰は良くない。
あるいは、「わしは酒を飲むのが何より楽しい」と、ずっと酒を飲んでいたら、やっぱりヤバいことになる(笑)。
アイドルの追っかけばかりやっていたらキモくなり(笑)、どんどん世界は楽しくなくなる。

「かと言って、働きたくないし、ボランティアも嫌だし・・・」
何もやりたくない、何をすればいいのか分からない・・・
それは、ハングリーでないのが原因で、行動に対する食事の量が多過ぎることから起こる。
それがあまり続くと、病気になったり、お金がなくなって、強制的に食べられなくなる。
だから、すらりとした身体になる程度に食事の量を減らすと、何かしたくなる。
と言って、あまりに小食なのも良くない。

つまるところ、この世界は、何事も「ほどほどにやる」と楽しいように出来ている。
そう言うと、「いや、徹底的にやることが喜びだ」と言う者がいるだろうが、それは決して長くは続かない。

ところで、良い方法を1つ教えよう。
「おあずけ」を躾ける犬は賢くなる。
人間も同じだ(笑)。
だから、食事の時、食べるのを20分待つのだ。
それで、空腹に耐える訓練が出来、それが力を与えてくれる。
TM(超越瞑想)という有名な瞑想法があり、クリント・イーストウッド、ポール・マッカートニー、キャメロン・ディアス、マーティン・スコセッシ、その他、沢山の著名人達が熱心に行っているという。
TMを導入した学校は大変に素晴らしい成績を収める。
そして、TMというのは、空腹な時に20分行うのが決まりで、普通は食事前になる。
つまり、なんと、これらは、20分の「おあずけ」の効果なのだ。
かなり良い状態で食事を我慢する方法がTMだ。

キリスト教では、本来、食事の前に長いお祈りをして、空腹に耐えたが、その習慣がなくなったのは悪いことだった。
日本ではお祈り自体は「いただきます」と、短いが、お父さんが帰ってくるまで食事を待つことが素晴らしい修行だったのに、これもなくなった。
「おいしいものを少し我慢する」
これこそが、世界を動かす力を得る秘儀だったのである。
これを、意識的にやれば、世界は自由自在だ。
食事に限らず、その他の楽しみも同じである。
ただし、やり過ぎもいけない。
ほどほどに。













当ブログ著者、KayのAI書。
街中ではリムジンやスーパーカーではなく、小型でキビキビ走る車が必要なように、また、危険があるかもしれない未知の世界ではバズーガやミサイルではなく小型の光線銃が役に立つように、AIも、リムジンやミサイルのようなAIではなく、小型車や光線銃のような手軽ですぐに役に立つAIが必要です。
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