人間とは何かというと、データ収集端末みたいなものなのだろう・・・と思う(笑)。
データ収集端末と言っても、別に、地球の地質調査や水質調査をしている訳ではない。
人間は、我々の観念の調査マシンとは比較にならないくらい複雑で精妙に出来ている。
まるで高性能アンドロイドだ・・・って、その通りなのだが(笑)。
我々は、他の人間や、周囲のあらゆる状況に対し、どう感じ、どんなことを考え、どんなふうに対応するのかのデータを取られてるのだろう。だいたいの意味でね。
だから、じっとして動かない端末(人間)は、動くように刺激を与えられる。敵がやって来たリ、病気になったり、事故や天災が起こったりだ。
ゲーテの『ファウスト』で、神様が、そのことを言っている。
「人間はすぐ怠けたがる。そこで、そんな人間には悪魔を送り込み、悪魔として生きさせる」
ってね。

昔であれば、例えば、若者の頭の中に、「お前はミュージシャンになりたがる」といった信号を送って、「俺はミュージシャンになるんだ」という情熱が起こる。
そこで、楽器と当面の生活費(時にはそれすらなく)を持って東京に行き、バイトをしながら仲間を見つけてバンドを組んだりする。
もちろん、成功するのは万に1つで、いかにパッションがあっても、30歳くらいになったら諦めて実家に(あればだが)帰って来る。
その過程は、なかなか貴重なデータなのかもしれない。
今は、パソコンで黙々と音楽を作り、ニコニコやYouTubeに投稿し、全然駄目だったり、そこそこ人気が出たり、米津玄師さんのようにビッグになってしまうこともあるが、いずれにしても、我々の管理者(神か?)に良いデータを提供するのである。まあ、ビッグになったらなったで、次の貴重なデータを要求されて大変なのだが・・・

そんな訳で、我々は自主的に奮闘しなければ、強制的に奮闘させられる可能性が高いが、その場合(強制的奮闘の場合)、どんなことをやらされるか分からないし、ひょっとしたら、面白くない状況に追いやられるかもしれないので、やっぱり自主的であった方が良い。
それで、どうすれば、一番楽しくやれるかというと、面白いことをやることだ。
面白いことをやる端末(人間)が、管理者にとって一番良いデータを出すもののようだ。

だが、そこには、因果応報の法則というものはあるのだろう。善いことをすれば楽しいことが返って来るし、悪いことをすれば、嫌なことが返って来る。
私の場合、善いことはしないので、その方面は分からないが(笑)、悪いことをすれば、絶対に見逃されず、まずいことが起こるものだ。
だから、アメリカの作家カート・ヴォネガットも言ったじゃないか?
「私が知っているこの星の決まりは一つだけだ。人に優しくしろ」
ついでに、犬、猫、鳩、カラス、亀にも優しい方が良い。
猫には優しいが、犬は無視というタイプは、かなり嫌な目に遭う(笑)。

でもね、家に引きこもってゲームをするにしても、全力全開でやってれば、それなりに褒美がもらえるかもしれない。
『魔法少女リリカルなのは』のなのはや、『カードキャプターさくら』の桜のような(全力全開で進む)タイプは、大きな課題も与えられるが、報いも大きいのである。
早い話が、「極めろ」ってことである。
ただし、他のものへの配慮を忘れずに。












当ブログ著者、KayのAI書。
21世紀初頭に現れた、人類の新しい武器「推測するマシン」(ディープラーニング型AI)の現物を、あなたも手に入れよう。
それは、数学、プログラミング、AI理論なしに、あなたにも手に入れられます。この本があれば。
機械工学や熱力学、工場プラントが解らなくても、自動車を得られるようにです。
逆に言えば、熱力学理論をいくら勉強したって、自動車を使えるようにはなりません。
今後、AIは、自動車よりもはるかに重要で強力になりますし、AIを使えないと、AIを悪いことに使う者たち(政府や大企業とは言いませんがw)にプライバシーを丸裸にされ管理される一方です(無知な相手が一番御し易い)。
一番簡単にAIを自分で作れるように書いたつもりです。
  
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