新型コロナウイルスが、このまま収束しなかったら、日本、そして、世界が破綻するかというと、それはない。
人間には知恵があり、適応力がある。社会の形は変わるだろうが、人類文明は存続する。
それどころか、世界はより良い形になると思う。

現在、オリンピックや高校野球甲子園大会のような、一所に巨大な人数が集まるイベントがやり難くなっているが、それにより、これらのようなものはしなくて良いのだということが解り、別のことに、時間、お金、エネルギーを割くようになる。すると、その成果は、これまでのオリンピックや甲子園野球大会、その他のものより、ずっと公平に利益が分配されることが解るだろう。

また、現在、レストランの客足が減っているが、ゆったりした空間を持つ料亭の中には、その場所をプライベートなリモートオフィスとして提供するというアイデアを出し、以前よりも繁盛しているところもある。
このように、知恵を出せば、変化はチャンスになる。
「コロナウイルスをやっつけないと駄目になる」と言うのではなく、コロナウイルスの影響に対応して知恵を出せれば、飛躍出来るチャンスなのである。

また、健康に対する認識も変わる。
これまで信じてきた健康の概念の誤りに気付く絶好の機会なのである。
いままでは、どこに行くにも車を使い、美味しいものをたらふく食べ、長時間テレビを見たり、漫然とスマートフォンの画面を見ていた。
そして、病気になったり、健康診断で異常があれば、医者のところに行き、言われるままに薬を飲み、点滴を受け、必要と言われれば手術を受けていた。
運動と言えば、テニスや水泳、ゴルフ、筋トレといった、社会的なスポーツのイメージがあることしか運動と思えない固い頭になっていて、それらは、時間やお金、それに、いろいろ手間がかかるので、多くの人はほとんど運動しない。
それで、若いうちはまだ良いが、年を取れば、万人が不健康で、病院には患者が満載という異常な状況だ。
そんな状況がまともであるはずが無い。

運動は、自宅で、何の道具も使わず、身体を壊すことなく楽しく出来るものがいくらでもあることを知るようになる。しかも、それは、従来の概念の運動よりずっと効果的で健康になれることも解る。
お金がかからず、場所もまとまった時間も必要なく、自分で「この時間にやろう」と決めれば、習慣化して、楽に楽しく出来る。

やたら美味しいものを食べず、決まった時間に適度な量を食べれば、粗食でも十分に美味しいことが解る。安価なビタミンCを摂取し、紅茶や緑茶を飲んで免疫力を高めれば、高い抗ウイルス性を持ち、病気になり難いし、なっても簡単に治る。
そうすれば、今のように、病院に患者が溢れるという異常な状態はなくなり、医者の仕事も随分変わってくるだろう。
もちろん、薬品の少なくとも8割は不要になる。

仕事の少なくとも半分はオフィスに行く必要がないことが解り、満員電車に乗る必要はなくなる。単にインターネットを利用したリモートワークをするということだけでなく、独立して仕事をするという感覚になれば、個人の能力が高まると共に、新しい、より良い形での協調性が生まれ、仕事の能率が高くなる。そして、植物を育て、漁や採集をし、丁寧にモノを作ることの価値が見直され、多くの人がそれに関する知識を得、DIY(Do It Yourself;何でも自分でやる)が見直され、家でガーデニングをしたり、手作りのものをネット販売するような人も増えるだろう。

これまでの人類の誤った考え方や生活が改められる、またとない好機である。
ただ、人類が愚かだったので、それは強制的な機会となってしまったことが残念であると思う。
そして、今後、人類が生き延びようと思えば、まず富の再分配を初め、人類は賢くならなくてはならない。
そうでなければ、人類は本当に滅びに向かうだろう。
















  
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