人間の中の、いかなる未知の能力も、それを使うために難しい手順は必要としない。
だって、どんな能力も、使うために用意されているのであり、それを、秘儀を伝授された人だとか、特別エリート訓練を受けた人しか使えないような差別を、自然がするはずがないじゃないか?
単純に言えば、いかなる能力も、その能力に対応したDNAスイッチをオンにすれば良いだけで、それは簡単なことである。
では、どうすれば、そのDNAスイッチをオンに出来るのかというと、あまりに当たり前の答しかない。
つまり、その能力に相応しい状況に出会うこと。
大抵は「危機に直面する」ことだ。
普段の生活では不要ないので表に現れない能力も、それを必要とする危機的状況になれば、勝手に出てくるのである。
アマゾンの奥地にでも1人で行けば、1ヵ月後には、なかなかのスーパーマンになっているはずだ。持病があったとしても、大抵はすっかり治っているだろう。
ただし、死ななければだが・・・

人間の脳の中にある第一の指令は「生きろ」なのであるから(唯一の指令と言う人もいる)、生命の危機になれば、持てる全ての能力が、既知のもの未知のものを問わず、総動員されるのである。
だから、昔の常勝の将軍というのは、敵国に上陸したら、乗ってきた船を燃やし、「敵を倒さないと生きれない」状態にして、部下達の能力を高めてやるのだ。

「そんな厳しいのは嫌だ!」って声が聴こえてきそうだ。
同時に、「そうだ!それこそが人間向上の原理である!」という雄叫びも。
どっちが正しいもない。
死と隣り合わせでないとやる気が出ないという人もいるだろうから、そんな人は、家族や国家に迷惑がかからないよう気をつけて無茶をやれば良い。

楽な方が好きな人は、ゲームでもやると良い。
人間の脳は、現実と想像の区別が出来ないので、本当にゲームにのめり込んで危機を感じれば、本当にDNAが発火する。
そのためには、よく出来たゲームでなければならないが、今は、そんな目的に合うゲームが沢山あると聞く。
しかし、私のようにゲームをやらない人は、普通に想像力を使えば良い。
つまり、頭の中でシミュレーションを行うのだ。
シミュレーションの中に自分が入り込むので、自分の顔、首、背中等は見えない。
大きな立体空間で、なるべく明るく描くと良い。
脳は、そんなイメージを本物と見なす。

別に、YouTubeにアップするのが目的ではないので、本当に走っている車の屋根に立つ阿呆な真似はしなくて良い。
それを克明に想像すれば良いだけだ。
熱心にやれば、不思議なほど想像に現実感が出てくる。
なぜなら、人間の脳は、普通の人が思っているよりはるかに優秀で、その程度のシミュレーションイメージは造作もなく頭の中に作り上げることが出来る。
だが、やはり、真剣さは必要で、それがないと、イメージが貧弱になるし、想像にも飽きてしまう。

ところで、普通の人は、とりたててマッチョマンを叩きのめしたいとは思っていないだろうし、マシンガンを持った敵と戦う気もないだろう。
火星探検は夢はあるが、それよりもまずは、潤沢な生活費と、それなりにモテることが大切かもしれない(まあ、人によるが)。
そのためのマズいやり方は、自分が贅沢している場面や、モテモテの場面を想像することだ。
だってそうじゃないか?
剣術に強くなりたいなら、想像のシミュレーションでは、強敵を相手に危機一髪の名勝負を想い描くだろう。では、お金や生活も同様だ。
DNAは危機に対応するようになってるのだから、最悪を思い描けば良い。
破産してホームレスになったり、好きな女の子に無視されたり、妻がイケメンと浮気する場面でもどうだろう?
すると、あなたの脳は記憶の中の役に立つ情報を引き出し、DNAは、そんな危機を回避するのに役立遺伝子情報を活性化させるのである。

ただし、本当に危機的状況にあるなら、現状を直視するだけで良い。
大抵の人は、それで十分なのに、問題から目を逸らしたり、やるべきことに背を向けるから駄目なのだ。
必要な問題は神様が与えてくれる。
それから逃げずに受け止めれば、自然に隠れた能力が目覚める。
ではなぜ、上のようなお話を長々したのかというと、未来のためである。
日常に対処した上で、今はまだ非現実的な状況をイメージするのである。
それは、みんなが仲良くしてる平和ボケしたイメージではなく、例えば、宇宙人と対話するようなことだ。あなたが交渉を誤ると、とてもマズいことになる危険もあるイメージだ。
想像力が貧困で、そんなイメージが湧かなければ、まずは『涼宮ハルヒの憂鬱』でも読むと良いかもしれない。
小説や、映画や、漫画や、アニメは、楽しむと共に、想像力を鍛えるために役立てるべきものである。
巨大IT企業の大者達は、SFの名作を愛読した、あるいは、愛読しているらしい。
彼らは、現実の中でボロボロになって能力を鍛えただけではないのである。
子供の時からSFの名作を読んで、想像力を伸ばしたからヤバいことが出来るのかもしれない。








  
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