ちょっと風邪をひいてしまったが、以前、誰かに、「気が張っている時は風邪をひかない」と言われたことがある(笑)。
まあ、確かに、引きこもり気質とも言えるかもしれない若者達に、楽しくITの仕事をする希望を与えるセミナーをやる予定だったのが、新型コロナウイルスのおかげで、依頼主である行政からストップがかかったので(もちろん、適切な判断だ)、ちょっと気が抜けたころはある。
ところで、新型コロナウイルスに感染した時に出る症状は、健康な人では風邪と区別がつき難く、新型コロナウイルス感染だった場合も、(普通の風邪よりは)若干日数はかかるかもしれないが、さほどのことはなく治ってしまうものらしい。
ただ問題は、感染している時に他者と接触すれば、相手が感染して、どんどん感染が広がる可能性があるということだ。
ちなみに、私の場合、新型コロナウイルスに感染した可能性は、ほぼない・・・はずだ。
今、体温を測ったら、35.6度で、これでも平熱よりは高いかもしれないが、とにかく、新型コロナウイルスではないだろう。

風邪といえば、催眠術で風邪の症状を起こすことが可能であることが知られている。
また、逆に、風邪をひいている人に催眠術をかけて治してしまった例もある。
ウイルス性疾患を催眠療法で治した事例の情報を見たこともある。
肉体が精神の影響を強く受けるということであるのだが、催眠状態の人の肌に、普通のコインを「熱く熱したコインだ」と言って触れさせると、火ぶくれを起こしたという話もある。
催眠術をかけて、あり得ない怪力を発揮させることも出来るようだ。
これは本で見たのだが、普通の女性が10円硬貨を指で折り曲げたという信じがたい話があった。
硬貨の折り曲げは、ある世界的な空手家のパフォーマンスとして知られているが、科学的研究によれば、指の構造から見て、それ(硬貨を折り曲げる)は、人間に可能なギリギリ極限のことらしく、それを普通の女性が行うことは、あり得ないはずなのだ。
こういった催眠術の驚異的な力を利用して、人間をプラスの方向に導くのが催眠療法であるが、詳細は省くが、催眠術の効果は普通、一時的であり、長期的な持続効果はないものらしい。

だが、短い時間でかけた催眠術の効果は一時的でも、長期間かけて行うと、長い間、効果が持続する。
そして、それを実現するのは自己暗示しかない(催眠術師がずっと付いている訳にはいかない)。
頻繁な自己暗示を長く続ければ、良くも悪くも、人間は根本的に変わる。
以前は、自己暗示と言えば、催眠術の手法を取り入れ、出来る限りトランス(変性意識)の状態に導いてから自己暗示を行ったが、今は、普通の意識状態で、感情を込めず、淡々と暗示の言葉を、繰り返しつぶやいたり、心で思った方が良い。
アメリカの精神科医ミルトン・エリクソンは、自分や他人をトランスに導く天才であり、それによって、驚くべき治療成果を上げたが、彼のやり方は、おそらく真似出来ない。
それよりも、暗示の言葉を口癖にして、長く自分に自己暗示をかければ、効果は確実である。
普段は、抽象的な万能暗示を使うと良い。
「大丈夫」「なんとかなる」「絶好調だ」が、3大自己暗示と言われる(実は私が言っただけだが)。
無論、「私は美しい」と暗示をかけ続ければ、確実にそうなる。
自己暗示は、単に肉体反応を起こすだけでない。
心は、量子(電子や陽子など)と意思を通じ合うことは、科学的にも解ってきてると思う。そして、万物は量子で出来ているのであるから、心は万物に影響を与える。自己暗示で心を変えれば、万物を変化させるのである。
古代から、「世界は心が作る幻想である」と言われているとおりである。
自己暗示を淡々と、ただし、根気強く続ければ、いかなる世界も作り出せるはずだと思う。








  
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