やや以前の調査だが、アメリカで60歳以上の人々について調査したところ、経済的に自立出来ていたのは30%で、余裕があったのは10%だった。
どんな原因でそうなったかについては、人種や宗教、住む地域よりも明確なこととして、経済的自立を果していた30%は「茫然とでも目標を持って」いたが、余裕があった10%の人々は「紙に目標を書いて」いた。
目標を紙に書いていたということは、その目標が具体的であるということだし、目標を書いた人達の中でも、上位に行くほど、「目標を数値で表現していた」「目標が高かった」ということが言えると思われる。
実際、アメリカのある大学で、卒業生に対し、将来の目標を提出してもらったところ、30年後に調査すると、資産目標を具体的な数字で記した3%の卒業生が、卒業生全体の資産の80%以上を持っていたという。
ということは、あなたも今すぐ、紙に「5000万円」とか書いておいた方が良いかもしれない。そして、こんなことは、「今すぐ」やる人だけが「本当に」やるのである。
尚、ビル・ゲイツは15歳で「100万ドル」と書いていたが、25歳の時には1000万ドル以上だったし、今では1000億ドル以上だから、額よりまず、書くことが重要かもしれない。
それよりも、15歳で100万ドルと書くゲイツは、極めて「普通でない」ことは確かだ。
ご存知ない方も多いと思うが、ツイッターでは、中学生や高校生が「月収5桁」とかを文字にしていて、案外に達成しているらしいので、書く効果はやっぱり大きいのだろうし、書くのは紙でなくても、電子媒体でもOKなのだということだろう。
ブルース・リーが紙に書いた目標額は2000万ドルだった。その額を達成したかどうかより、彼は32歳で亡くなるまで、俳優としてだけでなく、ビジネスでも成功していた。

ところで、こんな調査もある。
アメリカで、沢山の、頭脳、肉体とも優秀な若者達が、ネイビーシールズ(アメリカ海軍の特殊部隊)の入隊試験に集まる。
しかし、それほどの若者達でも、入隊試験でもある訓練に耐え抜けるのは、その中の10%以下だ。
その訓練は、あまりに過酷であることが知られていて、普通の人間なら、3分持たないとも、1日で発狂するとも言われる。
では、どんな人間が、その訓練を耐え抜けるかというと、過去の成績ではなく、常に頭の中で、「大丈夫だ」といった肯定的つぶやきを行っているものだと分かった。
つまり、自己暗示、アファーメーションである。それも、絶えざる自己暗示である。
これは、このブログでも、常に強調していることと一致する。
よろしければ、あなたは今すぐ、紙でも、スマートフォンのメモ帳でも良いが「1億円」と書き(1億円あるなら10億円)、今すぐ、自己暗示の言葉を選び、自己暗示を常に行うことである。例えば、斎藤一人さん式に「ツイてる」とか「俺はすごい」を、出来るだけ頻繁に。

以上で、あなたの将来は約束されたことになる。








  
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