いかなる潜在意識による成功法則も、一言で言えば、
「心の底から信じ切ったことは実現する」
である。
そして、人間が何かを信じるには、3通りのパターンがあると考えられる。
(1)鮮烈な出来事に出会う
例:最悪の条件下にあった知り合いが大成功するのを見る。
(2)崇拝する人物に肯定される
例:ミュージシャン志望の者が、憧れの大物ミュージシャンに「君もミュージシャンになれる」と言われる。
(3)繰り返し暗示を受ける

しかし、結局のところ、うまくいくのは(3)の「暗示の繰り返し」だけであると分かる。
(1)の鮮烈な出来事は、すぐに、その印象が色褪せる。そして、「あの人はやれたが、私にはやれそうにない」と思うようになる。
(2)の崇拝する人物に肯定されるにしたって同じで、月日が経ち、なかなかうまくいかないと、「あの人は、ああ言ってくれたが、それは間違いのようだ」と疑うようになるものだ。
(1)(2)は、最初は気分が高揚しても、それがさめていくパターンだ。
対して、(3)は、最初は疑いが起こっても、十分な回数、暗示を繰り返せば、やがて信じるようになる。
けれども、暗示でうまくいかない人は多い。
だが、うまくいかない理由は、単純に、「数が足りない」だけの話である。
少ない数(あるいは短い期間)でうまくやろうという考えが間違いである。

暗示は、自己暗示と他者暗示があるが、いちいち、他者に暗示をかけてもらう必要はないから、自己暗示を行う。
いや、そもそも、「お前は駄目だ」「お前は凡人だ」という他者暗示なら、幼い頃から十分に与えられていることが圧倒的だ。親や学校やテレビなどからね。だが、いよいよ、肯定的な自己暗示を行うのだ。
「私は一流のプログラマーだ」
「私は億万長者だ」
「私はモテる」
などという自己暗示は、数日は抵抗があるかもしれないが、たゆまず継続すれば、少しずつ抵抗は減り、いずれ、信念は強くなっていくのである。
「数が全て」
である。
出来る限り暗示を唱えれば、1日数百回は十分可能なはずだ。
それを効果が出るまで行うのである。
世界は潜在意識が作る、いわば夢のようなものである。
暗示により、信念になり、潜在意識に達すれば、必ず形になる。
短期間の成果など狙ってはならないが、後で考えれば、あっという間である。








  
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