岡田式静坐法で知られた岡田虎二郎(1872〜1920)は、一般の人々にも、広く直接、静坐法の指導を行っていた。
岡田式静坐法とは、静坐の形で行う瞑想の一種と言って良く、心身の健康に大きな効果があり、多くの著名人も実践し、ドイツの心理学者カールフルート・デュルクハイムは、これを学んで母国に持ち帰り、心身の治療に活用したようである。
岡田式静坐法は、単なる健康法ではなく、魂も運勢も向上させる、しかし、簡単な手法であったと思われる。
ある時、金に窮しているという男に、岡田虎二郎は、
「金?腹に力がつけば金はいくらでも出来ますよ」
と言ったことが、柳田誠二郎(元日銀副総裁、日本航空社長)の著書に書かれている。
岡田虎二郎は、腹を重視し、岡田式静坐法は、腹に力をつけるためのものだったと考えられる。
ただ、今では、岡田式静坐法を正確に実践するのは難しいと思う。やや複雑で微妙な注意が必要なものであるが、おそらく、今や指導者もいない。
だが、腹に力をつけることの重要性は、優れた人々のよって認識されており、自分のやり易いものを実践すれば良いのだと思う。

ある人は、最重要な部分を「腹(肚)」と言い、ある人は「丹田」と言い、またある人は「仙骨」、また、「腰」と言う者もいる。
D.H.ロレンスもそうであったが、胃の背後あたりの太陽神経叢(たいようしんけいそう)が力の源と言う者も少なくない。
しかし、そんなことはどうでも良い。
もう新しい時代なのだ。
自分がピンとくるものを選べば良いし、いろいろやっていれば、自分に一番合ったものが分かってくるはずだ。
私には、丹田(臍下丹田;せいかたんでん)というのはピンと来ない。
しかし、腕振り運動は、腹に力を込めてやると気持ち良いし、四股(大東流合気柔術式)を毎日千回以上踏んでいると、これが腰を作る(調整する)ことが分かってくる。
ヨガ研究家の藤本憲幸氏の『秘法ヨガ入門』では、聖者と言われる松木草垣(まつきそうえん)は、ヘソこそが万能な力の鍵であり、その力を磨く方法が簡単に書かれている。
自分で試しながら1つを選び、毎日実践すれば、優れた宇宙人のようにも進化すると思う。











  
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