クリスマスと言ったって、12月25日が本当にイエス・キリストの誕生日であるわけではなく、正確なことは忘れたが、ある時、ローマの宗教会議で、ミトラ神の生誕日を、イエスの誕生日に当てたのだそうだ。
また、そのミトラ神の生誕日というのも怪しいと思う。だいたい、神様の誕生日なんて、あまり聞いたことがない。
また、イエスが生まれたのは紀元元年ではなく、もっと前だそうで、学者が計算を間違えた結果が今の西暦だが、いまさらどうしようもない。
そして、『涼宮ハルヒの憂鬱』でキョンが「クリスマスにしか仕事しない赤服じいさん」サンタクロースの姿は、1930年にコカ・コーラ社が発表したものに過ぎない。
もう、まったくデタラメである。
とはいえ、キリスト教国では、人々が敬虔な気持ちになり、家族で過ごす日なのであるから、決して悪いものではない。
悪いものではないが、皆が皆、夕刻に家族と過ごせる訳ではもちろんなく、電力会社やガス会社の夜間従業員、それに、テレビ局のスタッフやタレントはいつもより忙しく、今の日本では、クリスマスセールの商戦で慌しく、本当は家に帰りたくても帰れない人のことを考えると、地味に過ごしたくもなるってものだ。
「ホワイトクリスマスになんかなるなよ」とひたすら祈るホームレスさん達だっているしね。

そういえば、昔は、商店街は、クリスマスが近付くと、クリスマスの飾り付けが華やかだったが、私の知るところは、決して田舎ではないが、ほとんどいつもと変わらない。
クリスマスでも売れないので、そんな経費使うのも惜しいのだろうか?
日本は、安倍政権で、大企業はそれなりに良くなり、それはそれで良いことだが、大企業や官庁以外は低迷・・・とかではなく、マジで貧しくなった。
ちょっと昔は、「不況とか言ったって、新車がバンバン走ってるし、ボロボロの服や穴の空いた靴を履いてる人もいない。実際は豊かなんだ」って言われていて、それはあながち間違いではなかった。
しかし、今は、新車は少なくなったし、穴の空いた靴を履いた人くらいいっぱいいる。
1人当たりGDPは世界26位まで落ち込み、「あの」韓国と悪い意味で肩を並べるまでになり、貧富の差は激しく、貧困層はそこらにいる。
日本は、国家としては経済大国かもしれないが、国民は貧しく、それでも平和であれば良いが、今は、かつては有り得ないような犯罪が増えてきた。
いや、別に暗いことを言いたいのではなく、世界は人間の心が作るものであり、日本人の心が病んできているのが問題なので、それを転換すれば良いのである。
幸福になるには、強く願い、後は、考えないことが秘訣なのに、皆、その正反対、即ち、何も願わず、余計なことばかり考えているのだ。
何を願っていいのか分からないのだ。レールを完全に敷かれてしまっているからね。
皆と同じことをやるのを止めないといけない。
クリスマス?
知ったことじゃない。
今夜もミクさんのブルーレイでフィーバーだ。
それとも、アジマリカンを唱えるってのはどうだろう?
いずれにしろ、面白くて、およそ人のやらないことを、いつも。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ