私は、神的パワーがある願いを叶える方法を、一部の人しか知らないということはないと思う。
もちろん、それを秘法として預かる者が、真に善なる魂の持ち主である場合は別だ。
だが、そういう訳でもない人が、「誰も知らなかった秘法を公開」とか言っても、ただ胡散臭い。

それで、その持ち主が、実際にはどんな人かは全く分からないので、良いと言うのではないが、面白いと思う秘法がある。
1つは、物理学者で武術家である保江邦夫氏の「縄文の秘法」。
もう1つが、ソフトウェア技術者の斎藤敏一氏の「あじまりかん」だ。
お二人の詳しいプロフィールは述べないが(興味があれば調べていただければと思う)、保江氏は、伯家神道(ほっけしんとう)の正統な継承者になっているらしいが、その「縄文の秘法」は、陰陽師関連のもののようで、伯家神道との関係は解らない(私が保江氏の著書の読み方が足りないのかもしれないが)。
一方、斎藤氏は、若い時から、精神世界に深い興味を持ち、半端ない読書と考察、即ち、研究を重ね、結果、山蔭神道に伝わる呪文(呪文と言って良いのかどうか解らないが、とりあえず呪文と呼ぶ)である「あじまりかん」を唱えることが究極の方法と言う。
尚、「あじまりかん」の呪文に関しては、山蔭神道の山蔭基央(やまかげもとひさ)氏が、著書『神道の神秘』で、「大神呪」と称しているが、一般人は、そんな言葉は使わないので、やはり呪文と呼ぶ。
保江氏も斎藤氏も、ユダヤと日本の古代、そして、その関係をご存知のようであるが、あくまで仮説、あるいは、個人的主張であると見なし、触れないことにする。
別に悪意はないが、誰も、彼らのそんなものに付き合ってはいられないだろう。

私は、保江氏の本は10冊ほど読み、面白いと思ったし、非常に素晴らしいと感じた部分も多い。それに、それらの著書に書かれていることに、多少の予備知識もあった。
斎藤氏の本は、『あじまりかんの法則』だけを読み、正直、その本自体に、それほど良い印象はないが、私も知っている話も多く、そこそこ理解は出来た。ところで、これは純粋に感動したが、斎藤氏の精神世界への熱意は凄く、私も割と詳しい方だと思っていたが、貫禄が違った。そして、私は、山蔭基央氏の『神道の神秘』や、山蔭神道の神官だったのだと思うが、合気道家の佐々木の将人(ささきのまさんど)氏の『数霊のメッセージ』で、「あじまりかん」の呪文のことを知っていて、『数霊のメッセージ』は非常に好感を感じた。いや、佐々木の将人氏の、その他の著書から伺える、彼の人柄の印象が良いのだと思う(実像かどうかは分からないが)。
私の希望としては、保江氏と斎藤氏が話し合っていただき、書籍の形で、その対談記録が見られたら嬉しいと思う。それで良い理解が得られるか、あるいは、いずれかの化けの皮が剥がれるのだと思うので、是非、やっていただきたいと思う。
まあ、両方共駄目という可能性も無いではないが、それならそれで、はっきりするのは良いことだ。
両者は、近い位置にある(ポリシーが似ている)と思うので、それは、世の中のためになるのではと思う。
それぞれのファンであるだけでは、永遠に本当のことは分からないように思う。
だが、こういう人達というのは、自分がナンバー・ワン、自分がオンリー・ワンであるという立場しか取らないように思うが、本物であるなら、過去の人達とは違うだろう。
スポンサーがついてくれれば私がしきっても良いが、残念ながら全く役不足だろう。








  
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