『ヒマラヤ聖者の生活探求』(霞ヶ関書房)という全6巻の本がある。
1894年から3年半に渡って、アメリカの科学的調査団が極東地域を訪れた記録である。
この本は、数十年前から、現代の聖典のように扱われることもある一方、ただの空想物語と言われることもある。
とても面白いが、翻訳書が、微妙に古文的な文章にしてあるので、読み難いというか、ほぼ意味が分からないページも少なくない。
この本の中には、普通の現代人なら決して信じないような奇跡話も多い。
たとえば、テレパシー、瞬間空間移動(いわゆるテレポーテーション)、コップの水を瞬間で凍らせる、種子を発芽させにょきにょき成長させる、焼きたてのパンや調理された料理を空間から出す、瀕死の怪我人を即座に癒す、激しい流れの川の上を歩いて渡る、盲目の目を見えるようにする、快適な家を出現させる、老衰で死んだ者を青年の姿で生き返らせる・・・まあ、覚えているだけでざっとこんなものだ。
これをやって見せたのは、本の中では仮にエミール師と呼んでいる大師(マスター)達や、現代に現れたイエス・キリストだ。
だが、重要なポイントは、エミール師達は、この力は、自分達の特権ではなく、誰でも、やろうと思えば、修行の必要もなく、即座に出来ると言ったことだ。
実際、最初に、彼らが、川を歩いて渡る際、探検隊達に、「あなた方にも出来ますので一緒にどうですか?」と誘っている(この時は、探検隊達は断った)。
ついでに言えば、エミール師は50歳くらいに見えるらしいが、その母親は少女にしかえ見えず、しかも、大変な美少女だが、総じて、女性のマスター達は極めて美しい少女の姿の場合が多いようである。

で、具体的にどうすれば、大師達のようになれるかだが、本のあちこちに書かれたことをまとめれば、次のようになる。
「私は神だ」と断言する。
「神」という言葉をなるべく多く使う。ただし、「神」という言葉を呪文にしてはならない。
『バガヴァッド・ギーター』を読む。
『福音書』を読む。
・・・いや、この位しか思い出せない。
しかし、20年ほど考えてみれば、こう思うのだ。
なんだ、以上のことで十分だと。
ただ、これらのことをやるには、頭で考えていては駄目で、ぼーっとしなければならない。
ただし、少しの頭脳活動で済む義務的なことであれば、それはきちんとしなければならないと思う。








  
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