食にこだわらないから偏ったものしか食べない人がいれば、食にこだわらないから何でも食べるという人もいる。
私は以前は、食にこだわらないことにこだわって偏ったものしか食べなかったが、今は、食にこだわらないから何でも食べる。
いずれにしても、私は、食にこだわったことはない。

栄養バランスが大切なのかどうかは、私には分からない。
ところが、世間に対して受け身になってしまうと、ついつい、栄養バランスが大切なような気がしてしまう。
だが、世界には、ともろこしの粉しか食べないとか、1種類の山芋しか食べないという民族があるが、そんな人達が、病気知らずで健康で長寿だったりする。
エスキモーは、今はそうでもないのかもしれないが、住む場所によって、アザラシばかりとか、トナカイばかりの生肉を食べ、野菜は全く食べないが、やはり健康で強健な者が圧倒的だ。
中田英寿さんは現役時代から野菜は全く食べないそうだし、昔、人気アイドルだった河合その子さんも、野菜は一切食べないそうだが、とても綺麗なコだった。

多品種を食べていると、それが習慣になり、また、食べる量が多くなる。
炭水化物を食べると太るとよく言われるので、米やパンを食べないという人も結構いる。
私も、一頃、別にダイエットのつもりはなかったが、長く炭水化物を摂らなかったが、精神的におかしくなり、頭があきらかに悪くなるのを感じて、米やパン、それに、甘いものを沢山食べるようになったが、太ることはないし、特に、四股を踏み出してから、むしろ、特に下半身が細くなった。

個人的には、食にこだわらない人が好きだ。
アニメの『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』で、アイズ(剣姫と呼ばれる剣の達人である美少女)が、食事の時、「何飲んでるの?」と聞かれ、「水」と無感情に答えるのを見てシビれた(変かな?)。
『まちカドまぞく』では、魔法少女の千代田桃は、お昼に、ポテトチップスをおかずにご飯を食べていたことが2度ほどあったし、ある時は、家の冷蔵庫に食パンとウインナーしかなかった。
そして、桃が買い物に行った時、買い物袋には牛乳と菓子パンだけなのを見て、主人公の優子に、「野菜も食べた方がいいですよ」と言われるが、桃は、「ちゃんとした食事に興味がない」と言う場面を見て、ますます、桃が好きになった(変でしょ?)。
でも、桃は、隠してはいるが大好きな優子が作ってくれたら、何でも喜んで美味しく食べるのだ。

一方、個人的には、食べ物にうるさい人は、正直、苦手だし、付き合いたくない。
円谷プロの創業者、円谷英二氏は、カレーライスが好きだったらしいが、カレーライスさえあれば良かったそうである。
それで私は、初代ウルトラマンが好きになった。
宮崎駿監督も、ほとんど同じお弁当を、昼と夜に半分ずつ食べていたらしい。
聖書でも、毎日、神から与えられるマナ(団子みたいなものか)に不満を持ち、肉が食べたいとか言った者達は滅びたのではなかっただろうか。
私も、これからの生涯、1人の時は、特定のものを食べるようにしようと思う。
そうすれば、食べることのために考える必要がなくなり合理的で楽である。
それも、炭水化物系が良いと思う。
かといって、極端な少食、粗食にしようというのではない。
贅沢なものを食べる時は食べれば良いのである。
その意味、極端な少食粗食主義である者も、あまり好きではない。そんな人達には、変な人が多いように思うし。まあ、美食主義者よりはマシかもしれないが。







  
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