私は、企業や行政のものを始め、アンケートには一切答えない。
もちろん、事実をそのまま述べて支障がない場合は別だ。例えば「通勤は、徒歩か、電車か、車か」とか、「コーヒーか紅茶か」などだ。
それ以外に答えるべきことなど1つもない。

例えば、「安倍内閣はよくやっているか? 二重丸、丸、三角、バツ、バツバツ」なんて問われても、いかなる意味でも答えようがない。
いや、「初音ミクは好きですか? 大好き、好き、どっちでもない、嫌い、大嫌い」と聞かれても、やっぱり回答出来ない。
まあ、私に純粋に関心を持っている人が「初音ミクは好き?」と聞いて来たら、シンプルに「好き」とは言うが、そんなことは起こり得ない。

アインシュタインは、高校までは、教師に何を聞かれても無言を貫いたという。
そして、大学では、講義に一切出なかった。
せっかく正しいことをしていたのだが、有名になると、そうもいかなくなり、質問に答えているうちに凡人に成り下がってしまったのだ。

また、私は、誰にも質問をしない。
聞かなくても、やっていることを見れば分かる。
立っているだけでも、座っているだけでもね。
言うまでもなく、「何時に来ますか(帰りますか)?」などの質問は別だ。

目の前に宇宙人が現れても「どこの星から来たか?」とは、聞かない場合が多いだろう。
私が、「どこにお勤めですか?」と聞かれても、「それがアンタに何の関係がある」というようなものだ。
ましてや、天使が現れたら、決して何も聞くまい。
天使だって、私に何も聞くはずがない。
もちろん、部屋に貼っている初音ミクさんのタペストリー(布製ポスター)に何か尋ねることはない。

テロリストが目の前に現れ、私に銃を向けたとして、「撃つのか?」などと聞いたりしない。
そんなこと、時が経てば分かる。
テロリストではないが、危ない感じのにーちゃんが私の行く手を塞いできたことがあった。
何も聞かなかったら、黙って消えた。

私は聞かれても応えないし、誰にも何も聞かない。
自分に、「私は誰か?」とも聞かない。
聖書に、天使が人間に「あなたは誰ですか?」と尋ねる話があるが、その人間は答えなかった。
偽天使だと分かったからだ。








  
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