野球のバッターや剣道の剣士を羨ましく思うことがある。
なぜなら、暇があれば、バットや竹刀や木刀を振れば楽しいのだからだ。
いつでも手軽に楽しみが得られるのである。なんと素晴らしいことだろう。
バットや竹刀を振るのが楽しくないなら、バッターや剣士を止めた方が良い。
そして、好きでバットや竹刀を振っていれば、フローとかゾーンと呼ばれる意識状態に入れる。
フローやゾーンは、法悦、サマーディー、大洋感情、至高体験、ピークエクスペリエンス、中今・・・などと言われ、その時、人間が至高の存在(神と言える)になっている。

しかし、ずっとやってると言っても、スマートフォンをずっといじっているとか、テレビをずっと見ている・・・なんてのは、アル中や麻薬中毒と同じであり、落ちぶれる一方である。

別に野球選手や剣士でなくても、好きでバットや竹刀を振るなら同じだと思うが、なかなかうまくいかないだろうし、やはり、自分に向いたことをやるべきである。
バッターや剣士は、それで、バッティングや剣道が上達するという現実的メリットもあるので、その点も、特に最初のうちはモチベーションになるが、普通の人はそうではない。
浄土宗や浄土真宗のお坊様や、熱心な信者であれば、法然のように1日中、念仏を唱えていれば良いはずである。法然は、念仏が好きであったことも確かと思う。
しかし、念仏が好きでないとう浄土系仏教のお坊様は気の毒である。
ピカソやモディリアーニやゴッホは多作の画家だが、彼らは本当に1日中描いていたらしい。
売れなくても、1日中好きで絵が描けるなら幸せだし、本当は、好きで1日中描いていれば、おかしな要因がない限り、売れるはずだと思う。

ちょっと面白いのが、物理学者で武術家の保江邦夫さんが、病気だと思うが、左耳が聴こえなくなり、しかも、耳鳴りが酷かったらしい。
ところが、保江さんは、その耳鳴りをずっと意識的に聴いていたら、超越意識に達してしまい、凄い人になってしまったのである。
きっと、耳鳴りを聴くのは楽しいことなのだろう・・・いや、楽しい。
と言うのは、私も、耳鳴りは多い方で、幼児の時、親に「ぴーってのが聴こえる」と言ったことをはっきり覚えているが、それは耳鳴りであった。
だが、私は耳鳴りを楽しまなかったので、これまで超人になり損ねていた。
ずっと前には、メニエール病になり、ますます耳鳴りが大きくなったのに、残念というか、馬鹿なやつだった。
メニエール病は自然に治ったが、耳鳴りは今でもあるので、これを大事にしようか。

四股も良いのではと思う。
四股と言っても、テレビで見る大相撲の四股ではなく、大東流合気術の修行と言われるコンパクトな四股である。
具体的には、『大東流合気武術 佐川幸義 神業の合気 力を超える奇跡の技法“合気"への道標』を見ていただくのが良いと思う。
私は、今年の6月23日から四股を始め、しばらくは1日300回だったが、今は500回以上。休日は1000回以上踏むようになった。
効果を感じ始めたのは、先月末くらいからで、どんどん力が集まってくる。身体の軽さ、力強さは半端ない。やってみれば解ると思う。
その影響もあると思うが、最近は、短い木刀(約55cm)、短刀型木刀(約30cm)、そして、手刀を振るのが楽しい。
そして、これらを、ゆっくり丁寧にやっていると、フローに入ることがある。
フロー(至高体験、中今も同じ)に自在に入れるようになれば、神と同じと言っても良いと思う。
あなたも必ずや、好きで1日中やれる何かを持つべきである。








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