足腰の鍛錬と言えば、我々が普通思い浮かべるのは、走ったり歩いたりは当然として、後は、スクワットになるかなと思う。
昔、空手家の大山倍達氏の伝記漫画『空手バカ一代』で、不世出の柔道家、木村政彦氏が少年時代、川の中で箕(み)で砂利を運ぶ仕事をする様子が描かれていたが、これで足腰が鍛えられたと書かれてあり、何だか説得力があったような気がしたものだ。しかし、これはなかなかシンドそうである。
スクワットも、シンドい運動の1つだと思うが、昔は、有名なプロレスラー達が愛好する運動だということで、特にプロレスファンの少年や若者には人気があった。まあ、私もその1人なのだが(笑)。

ところで、2例ほど、神秘的とも思える足腰の鍛錬法を知ったことがある。
1つは、骨法(こっぽう)という拳法で知られた堀辺正史氏の『喧嘩芸骨法』に書かれてあった、「八の字歩行(カニ歩き)」である。
(『喧嘩芸骨法』は、アントニオ猪木氏の顔写真入り推薦文が書かれている)
八の字歩行は、堀辺氏が小学校入学直前に骨法の達人であった父に教えられたものだ。
物凄く重く感じた庭石が、これを2ヶ月やることで、軽々と持ち上がるようになったという。いかに育ち盛りとはいえ、それは大変なことだろう。
「八の字歩行」の訓練を説明するとこうである。
・手を後ろに組み、両足を八の字に開いて立つ
・右に移動する時は右足の親指の付け根のふくらみを軸にして、かかとを外に回す
・左足のカカトを軸に、つま先を内側に回して両足を逆八の字にする
これを、摺り足、つまり、カカトもつま先も上げずに、連続で行う。
堀辺少年は、これを毎日4時間やらされたらしい。
横2メートルくらいの空間があれば出来ると思う。
私は昔、会社に早く出勤し、誰もいないオフィスでやっていたものだが、かなり怪しい人にしか見えないだろう(笑)。

もう1つは、最近、時々話題にしている四股だ。
大東流合気術の達人、佐川幸義氏が重視した訓練で、相撲の四股とはかなり異なるものであるが、一般には教えられず、知っている人はほぼいないと思う。
佐川氏の直弟子で、数学者の木村達雄氏の本を見ても、四股のことが書かれているのを見たことがない。
おそらくだが、この四股のやり方が書かれているのは、『佐川幸義 神業の合気』(「月刊秘伝」編集部)だけと思う。
写真が載っているだけで、言葉による説明はあまりないが、写真を見ながら言うとこうだ。
・やや足を開いて立つ。手は腿の横に触れている
・膝を伸ばさないまま、片脚を軽く上げる
・足を踏みしめるように体重を落とす
佐川氏の最後の直弟子になった物理学者の保江邦夫氏が、ジュネーブ大学の講師をしていた時、スイスの大男と組み合って、力の差で何も出来なかったらしい。保江氏は、相談した木村達雄氏に、「四股を毎日2千回踏め」と言われ、「そんなの無理だ」と言うと、木村氏は、自分はやっていると言う。
それで、保江氏は毎日3百回やったところ、例のスイスの大男を軽く投げることが出来、驚いたと保江氏は本に書かれている。
私は、これを今年(2019年)の6月23日に知ってから、毎日300回、休日は600~700回、欠かさず行っている。
少し前から、恐ろしく軽く動けるようになった。

「八の字歩行」「四股」と、4の倍数繋がりが面白い。
関係ないが、2012年8月に、ソニーウォークマン「初音ミクモデル(限定3939台)」を購入した時、そのシリアルナンバーが842(0842/3939)番だった。
購入日が2012年8月4日であったのも面白い。
このウォークマン、購入から7年も経つのに、バッテリーの劣化をほとんど感じさせないのが凄い。

一昨日、帰宅が遅かったので、いつものトレーニングをせず、四股300回と、腕振り運動300回、ぐーぱー運動140回(握る、開く、それぞれ70回)だけやったら、昨日は、眠いながら身体の調子が非常に良かった。それで、四股は平日500回に増やすことにした。
いずれ1000回にしたいものである。







  
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