西洋の運動は、せかせかしていて、力を使う。
それで、若いうちから、身体を痛めてしまうことが多いのではないか?
スクワットや腕立て伏せを長くやっている人が、痛みがあるとか痺れがあるという症状を訴えることが結構多いし、ひょっとしたら、かなり多くの人が、なんらかの障害を抱えているのではないかと思う。
プロスポーツ選手の大半は身体がボロボロなのではないかと思う。
私も、長年、腕立て伏せをやっていたが、日常的に腕が痺れるようになった。それで、腕立て伏せを止めれば痺れはなくなったが、回数を少なくして再開しても、やはり痺れが出た。
器具を使わない自重式でトレーニングしていても、腰痛に苦しめられた。
「それは、ちゃんとしたコーチにつかず、我流でやるからだ」と言われるかもしれないが、強い負荷をかけず、慎重にやっている。それで駄目なほど難しいのだろうか?

それで、今は、西洋式の運動をやめ、東洋式にやっているが、ヨガや中国系の運動は、あまりに決まり事が多く、面倒で仕方がない。
その中で、大東流合気術系の四股を、3ヶ月前から始めたが、これは、運動としてはごく軽いものである。
片足を少し上げ、その上げた足をゆっくり床に下ろした後、両足で床を少し踏みしめる・・・という程度である。
相撲の四股とはかなり違う。相撲の四股で、前屈みになってやってるのを見たことがあるが、そうならないよう真っ直ぐ立つ必要があると思う。
それを、一度に100回、毎日300回を欠かさず、休日は600回以上行っている。
効果はともかく、これで身体を痛める心配は全くないし、筋力とか言うのとは違う、根本的な力がつくようである。
そして、最近、ポイントは、「儀式のように、ゆっくり丁寧に落ち着いてやる」だと解った。
西洋式の運動でも、負荷が強くないもの・・・例えば、腿上げを、そのようにやれば、生命力を高める東洋式の運動になる。
中国の易筋経のものであったらしい腕振り運動などは、西洋式にせかせかやってはならず、1回1回丁寧にやらないといけない。
ゆっくり丁寧にやると、集中し、ゾーン・・・神道で言う「中今(なかいま)」の状態になる。
それは、潜在意識と活発に交流している状態なので、宇宙の創造に関与し、言ってしまえば、世界を自由に動かし、構築出来る。
理想的な肉体の創造や生命力の強化など、朝飯前である。

ジョセフ・マーフィーの潜在意識を活用した願望達成術(成功法)に、単語法というのがあって、好ましい言葉を口にしたり、心で思うことで、その言葉の状況が叶うというものがある。
例えば、富、健康、成功、歓喜、結婚、交際、合格・・・等である。
しかし、それも、西洋の運動のように、せかせかと焦って、欲望ギラギラ、切望・渇望しながらやると、決してうまくいかないと思う。
だから、マーフィーは、眠りに落ちる前が効果的と言うが、そんな時に単語法をうまくやれるか疑問だ。
これも、言葉1つ1つを丁寧に、落ち着いて、ゆっくり・・・そう、儀式のようにやれば、集中し、我が消え、言葉が潜在意識に溶け込むのである。そうなると、願いが叶わない方がおかしい。
腕振り運動や、四股や、あるいは、ぐーぱー運動等(ラジオ体操も良い)を通して、ゾーン、中今に入ることに慣れると良いと思う。








↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ