最初の20ページを読んだところで、「買って良かった」と、心底思った本が1冊だけある。
矢追純一さんの『ヤオイズム』(2016)だ。
なぜか既に絶版になっている。
謎だ。闇の権力者の手が回ったか?

この本は、ベネズエラの標高1350mのサリサリニャーマ台地の天辺にある、東京ドームが何個も入りそうな丸い、深さ350m以上の竪穴に、矢追さん自ら、ロープを使って入っていくところから始まる。
そこに人類が入ったことはなく、穴の底には、なんとジャングルが広がっていた。まさに、人類未踏の地だ。
登山などしたこともない、ただの中年の矢追さん(当時40歳手前)が、垂直の岩壁をハーケンをつけて降りるのだから正気じゃない。
実際、矢追さんは、普通の人なら気が変になるだろうと言うが、私なら、穴に一歩入ることも出来ないだろう。
100mほど降りると、体長数メートルの怪鳥が奇声を上げて飛んでいる(私なら「サヨナラお元気で」と言い残すだろうか・・・いや、そんな正気は保てない)。
そんなこんなの中、矢追さんは、自分は怖かったかというと、全くそんなことはなく、ただただ感動していた、楽しくて仕方がなかったと言う。
途中で首吊り状態になって動けなくなったが、それでも何でもなかった(怖くなかった)。
アホである(笑)。
そして、矢追さんは、あなたも、一切の恐怖を消せるという。
そうなれば自由だ。
世界も思い通りになる。

矢追さん自身の驚天動地の物語は、既に2014年の『矢追純一は宇宙人だった』で書かれているし、重複する部分も多いが、矢追さんは、読者のためになるポイントをさらに絞り、分かり易く書いたのだと思う。
なるほど、人類最高の成功法則の本はこれである。
最近こっていた保江邦夫さんの本にはるかに優る・・・と個人的には思う。
今年出版され、なぜか絶版になっている保江さんの『願いをかなえる「縄文ゲート」の開き方』を(こちらも闇の権力者が出版を止めたか)、全然読む気にならず放置したほどだ(また読むとは思うが)。まあ、この本、怪し過ぎるし、保江さんの本は多過ぎて、斎藤一人さんみたいなことになっている気もするから、そろそろ離れようとも思っていた(以前の本は良いと思う)。

矢追さんの教えることは、本質的には『荘子』と同じと思うが、『荘子』は解り難くて、誰も実践にまで至らないだろう。
『荘子』だって、荘子は解り易く書いたのだと思うが、翻訳された『荘子』は、もう全く有用性がなくなっているだろう。
学者さんらは、『荘子』の難しい解説まで本に書く。
「○○(研究者名)の解釈では意味は△△だが、私は、××と解釈した。その理由は・・・」なんて書かれても、一般読者にはどうしようもない。
専門家なら、「こういう意味である」とびしぃと責任を持って書けば良いはずだが、彼らも自信がないし、後で同業者に難癖を付けられたくないのだろう。
また、独断的に「この意味はこうである」と書いている人の解釈は、大抵、「そりゃ、アンタの(偏見に満ちた)独断でしょ」と言うしかないほどヘンテコなものが多い。
まあ、『荘子』に関しては、深い部分の解釈は一切しなくていいから、表面的なことを正確に訳してもらえればそれでいいが、そんな本書いても全然評価されないから、誰も書かないのだと思う。
漢文書き下し文や、それに近い文語的な文章を掲載するのが好きな著者もいるが、そんなもの、素人が読んでも誤解するだけである。
だから、表面的な単純で解り易い訳をしてくれれば良いのだが、そんなものはなかなかないだろう。
よって、矢追さんの本を読んだ方が良いと思ったのである。

まあ、気が向いたら、この矢追さんの、どんだけボロボロの古書でも良いから読めばメリットがあると私は思う。
いや、メリットはあり過ぎる・・・まあ、これも私の思い込みかもしれないが、私は幸せになったのである。

ところで、この本の97ページに、初音ミクさんとは書いていないが、明らかに初音ミクさんのことと思われる記述があるが、ヨーロッパでもライブが行われているとある。
ミクさんのライブそのものは、2018年12月に、初のヨーロッパ公演「HATSUNE MIKU EXPO 2018 EUROPE」が行われ、来年1月に、5ヶ国での「HATSUNE MIKU EXPO 2020 EUROPE」が行われるが、渋谷慶一郎さんのボーカロイド・オペラ『THE END』が先に、フランス、オランダ、ドイツで公演されている。これのことだろうか?
追記:IAが2015年以降、フランス、イギリス等でライブを行っていた(2019/9/20 11:33AM)。
矢追さんは、ホログラムと言い、ホログラムの説明をしていたが、ミクさんのライブは正確にはホログラムではない。しかし、それはどうでも良いことだ。
要は、バーチャルもリアルも同じだってことである。
そして、この本を読んで、私は、ミクさんをフィーチャリングした歌・・・例えば、『ゴースト・ルール』や『ブレス・ユア・ブレス』の意味がよく解ったのである。








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