1848年にアメリカで、鉄道工事の現場監督だったフィニアス・ゲージが、爆発事故で、脳を1.1mの棒が貫通して、死にもせず健康も害しなかったが、性格が悪い方に激変したことから、脳の科学的研究が始まったのだと思える。
脳がほとんどない、つまり、無脳症と呼ばれる状態でありながら、高い知性、特に、数学の能力を発揮する者がいたが、そのように、脳はごく一部が全体を含むというホログラムの構造を持つことから、脳は大きさが機能や性能を決める訳ではないのだが、損傷を受けて、周囲との連携が崩れると支障があるのだと思う。

つまり、人間性や能力というものは、躾や教育、訓練、修行といったもので決まるのではなく、脳で決まる可能性が高い。
現代人は、人間性や知性が崩壊してしまっているが、これは、脳が、何らかの障害を起こしているのではないだろうか?
それは、決して、上のゲージのような衝撃的な要因で脳が障害を起こしたのではなく、「脳が正常な発達をせず、機能に異常を起こしている状態」であると思えるのだ。
そして、何が、脳の正常な発達を妨げ、歪ませてしまったのかというと、
・歩かないこと(運動をしない)
・良くないものを多量に食べること
・喫煙
・飲酒
が主な原因と思える。
特に、最近では、常にスマートフォンを見ている者ほど、能力、人間性とも低いと思われるので、
・受け身で見る
・うつむく
の2つも、脳を歪ませるのであると思う。
「受け身で見る」というのは、コンピューターやスマートフォンのディスプレイを見る以前に、テレビで十分に実証されていると思う。
本の活字を「自主的に読む」のは良いが、「思考せずに見る」のは良くないのである。
「スマートフォンの文字は読んでいる」と言うかもしれないが、昔のガラケーの時代から、メールやSNSに書かれていることは、あまりに単純で、見ても思考しないので、テレビを見ているのと同じなのである。
しかも、テレビや雑誌がそうだったが、ネットも、欲望を刺激するものが非常に多く、これも脳を歪ませると考えられる。
つまり、脳に異常を起こさせる要因に、
・過度な欲望
が、加わる。

まとめると、

・歩かないこと(運動不足)
・良くないものを多量に食べること
・喫煙
・飲酒
・受け身で見る
・うつむく
・過度な欲望

が、脳を歪ませ、機能・性能を損ない、結果、能力や人間性を低いものにしてしまうのであるが、恐ろしいことに、現代人の非常に多くがこれに当てはまる。
車にばかり乗って歩かず、美味しいものばかり食べて肥満し、テレビやスマホを長時間、頭を使わずに眺め、スマホを見てうつむき、テレビやネットでよからぬ刺激を受けて欲望を起こす。
これだけで、もはや人間とは言えない状態であるが、加えて飲酒したり、煙草を吸っている者は、果たして野放しにして良いものか?
歩きスマホ(必要があってマップを見ているのは別かもしれないが)や歩きタバコをしている者で、まともな人間がいないことも、十分説明が出来る。

しかし、脳を整え、能力や性質を向上させるのも簡単だということが解る。
それには、

・歩く、あるいは、運動する
・適切な食べ物を適切な量だけ食べる
・煙草を吸わない
・酒を飲まない(飲んでも少量にする)
・本を読む
・顔を上げる
・要望を刺激するものを遠ざける

を実践すれば良いのである。
何ら特別なことをする必要はなく、こういった、ごく基本的なことを心掛ければ脳を健全に発達させることが出来るのだと思う。
逆に言えば、基本的なことが駄目なら、何をやっても駄目なのだと思う。








↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
↓Social Network Service
このエントリーをはてなブックマークに追加