川原礫さんの『ソードアート・オンライン』は壮大な話だが、面白いことに、キリトが行くどんな仮想世界もソード・スキル(剣技の力)が通用してしまう。
たとえ不遇な状況にあっても、剣の実力が道を開いてくれる。
しかし、現実ではそうはいかない。
バーチャル・リアリティ(仮想現実)という概念がなかった時代、CLAMPの漫画『魔法騎士レイアース』の異世界セフィーロが、『ソードアート・オンライン』のVRゲーム世界とほとんど同じ概念であることには驚くしかなく、こちら(セフィーロ)でも、やはり剣の腕が運命を大きく左右する。

では、現実世界で通用するスキルとは何であるかというと、実は、仮想世界や異世界も同じで、それは「精神力」である。
そして、高い精神力とは不動心であり、それは、無我、忘我、没我と同じである。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」が、宇宙を貫く根本原理なのだ。
では、どうすれば、不動心が得られるかというと、キリトがぽろっと教えてくれている。
それが Stay Coolだ。
これは、英語で普通に使われる別れ際の言葉で、「クールでいろよ」ということであるが、「クール」が、イケてる、つまり、格好良いであることはご存知と思う。
しかし、言葉通り、冷静であることが一番格好良く、キリトも、そんな意味で使っていたと思う。
英語では、他にも、Keep it one hundred とか Keep it real と言うが、日本人にも馴染みそうなのは、やはり「ステイ・クール」くらいだし、もっと簡単に言えば、
「心おだやかに」
とか、
「落ち着け」
になると思う。
ドイツの自己啓発分野の世界的作家、ベルベル(ベーベル)・モーアの『星の宅配便』にも、「心おだやかに」が威力ある魔法の言葉として紹介されている。
人間、息をしていれば、何か問題は起こるものだ。
そんな時、自分を失う・・・つまり、精神を乗っ取られたような感じになった時、「心おだやかに」とか「ステイ・クール」と唱えて、なるべく冷静に対処すれば、ゲームで言うところのMP(マジックポイント:魔力)やHP(ヒットポイント:耐久力)を高める。

心がグラグラしていては、どんな世界でもうまくいかない。
ジョージ・アダムスキーが言ってたものだ。
「地球でうまくやれないやつは、他の(進歩した)惑星に行ってもうまくやれない」
アダムスキーは、もし妄想家だとしても、大した妄想家である。









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