アメリカでは、かなり以前から、長い時間、広い地域のデータを集めることを重視している。
成功とか幸福に関してもそうである。
だが、日本では、突出した成功者が「私はこうやって成功したし、同じようにすれば誰でも成功する」と言うのをもてはやすが、言ってることは、どうしても嘘になる。
なぜなら、彼らは「たまたまうまくいった」特殊な例に過ぎないからだ。
あるいは、それなりの数の人間に接触する立場の人が「成功するのは、こんなタイプで、失敗するのは、こんなタイプ」と言うが、それは、大して頭の良くない者の主観に過ぎず、せいぜい2割当たっていれば良い方で、見解が根本的に間違っているのがほとんどだ。

アメリカで、大規模調査の結果、成功したり、幸福であるのは、どんな人間かというと、いろいろ言われていたが、宗教的には少数派のユダヤ教徒であったというのが興味深いし、「ああ、やはりそうか」と納得出来る。
ユダヤ教の教えは実利的で経験的だ。
もっとも、「ユダヤの教え」と語るデタラメが多過ぎる。
ユダヤ教の聖典タルムードは膨大な書であるが、それを恣意的(勝手気まま)に抜粋し、おかしな解釈を述べる者も多い。

そもそも、ユダヤ教もタルムードも、成功哲学でも何でもない。
言ってみれば、人間の義務を果すこと、正しく生きる方法を教えているだけだ。
あるいは、「害にならない人間になる」ことについて教えている。
つまり、なんと、実に、災いをなす人間でない限り、成功し、幸福になるのである。
「災いをなさない」とは「小善人」になることではない。小善人ほど災いはない。
小善人ほど「エゲつない」し、小善人ほど利己的だ。
そして、「ユダヤの富豪の教え」だとか「タルムード金言集」とかを読みたがる(笑)。
だが、いずれにしろ、災いをなす人間にならない方法は、シンプルに語らねばなるまい。
でないと、マスターには一生かかっても足りず、人生の大半を誤って過ごす。
この世で最も災いにならないもの。
それは星だ。
そこまでいくのが難しいなら、そよ風や朝日や夕陽になることである。
幸福な成功者は皆、星のようであり、そよ風のようであり、あるいは、朝日や夕陽のようである。
たとえ戦場の指揮官や兵士であってすらね。









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