昨日から、川原礫氏原作のアニメ『ソードアート・オンライン』を、Amazonプライムビデオで見始めた。
まだ6話までしか見ていないが、非常に感動したことがある。
SAO(ソードアート・オンライン)は、仮想世界にダイブ(完全没入)して行うゲームだ。
その中で、主人公の高校生キリトは無茶苦茶強い。
なぜ強いのかというと、それは明白で、キリトは、オンライン・ゲーム、特に、このSAOのβ版ゲームを誰よりも長時間プレイしたからだ。
何事も、時間を多くかけた者が一番スキルがあるという単純な原理である。

小学4年生の時、クラスの一人の女の子が、音楽の時間にピアノ演奏を披露したが、あまりに上手いので驚いた・・・いや、絶句した。
しかし、その理由は、彼女が単に、誰よりも長時間ピアノを弾いてただけのことだ。
小学校の時から、やたら絵の上手いやつ、野球やソフトボールが上手いやつがいたが、どうということはない。ただ、絵画教室に通っていたり、好きで絵を描いていて、その時間が、普通の子と比較にならないくらい長いのだし、少年野球チームに入っていたり、そこまででなくても、家に帰ってから毎日暗くなるまで野球遊びをしている子が上手いのは当たり前だ。
テニスやスキーがやたら上手いやつというのも、やはり、それらに時間をかけているだけのことである。

私は昔、沢山の超大手企業で、あるソフト開発ツールの指導をしていたが、教える者と教わる者との違いは、やはり、その開発ツールを使った時間の長さの差だけだ。
そもそも、プログラミングや外国語のスキルは、それに費やした時間の長さに正確に比例する。

時々、楽に東大に入ったなんて言う者がいて、まあ、それは嘘ではないのだろうが、そんな者に改めて聴いてみたら、こんなことを言っていた。
「東大なんて簡単だ。どの参考書も、書いてあることはそんなに違わないから、1冊覚えてしまえばいいのだよ」
そして、そいつもやっぱり、とんでもない時間をかけて、必要な冊数覚えたのだ。
要は、そいつは、1冊覚えるのが好きなのか、あるいは、周りにハメられて覚えたのだ(笑)。
もちろん、勉強を無理にやらされるのは、精神的抵抗があり、効率は悪いが、それでも、時間をかけることが出来れば、やっぱり成果は出るのである。

一流のピアニストになるには、毎日、大変な時間、練習しなければならないらしい。
ところが、ピアノに限らず、練習のし過ぎで、手が駄目になってしまった者が、少なからずいる。
そんな者達は、どこかやり方が間違っていたのだと思う。特に、精神的余裕がなかったのだ。
そして、1日1時間しか練習しないが、相当な腕前の少女のことをテレビで見たが、なるほど、彼女は、ピアノを弾く時間そのものは1日1時間でも、上手いピアニストの演奏を見たり、手先の器用さや、ある種の動きのセンスを磨く趣味を持っていて、それらをやる時間が長く、そういったことが、ピアノ演奏にプラスになっているのだ。
特に、良いピアニストの演奏を見るのは、脳のミラーニューロンの機能を考えれば、非常に良いことと思う。

ナンパが上手いやつにしたって、誰よりも沢山のノーをもらいながら、スキルを上達させただけのことだ。
渋谷(109の近く)で下手なナンパをいくつも見たが、「貴様ら、もっと真面目に沢山やれ!」と言いたいものである(笑)。
渋谷で下手なナンパを見せるなど、本当に恥ずかしい連中だ。
ちょっと断られたら、すぐに諦めるヘタレなのだろう。

英語もプログラミングも、「3日でマスター」だの「楽々覚えられる」なんてのは全部嘘で、とにかく時間をかければ出来るようになる。
AIの権威、ピーター・ノーヴィグは、プログラミングをマスターするには10年かかると言っているが、それなりのスキルに達するには、やはり、それだけの時間がかかるのである。
私も、プログラミングのマスターには、とんでもない時間をかけたものである。他に方法があったとは思えない。
だが、逆に言えば、何でも、時間さえかければ高いスキルを持てるのである。
ならば、好きなことに没頭せずにいられようか?









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