この世界は、コンピューターが作った仮想世界である「シミュレーテッド・リアリティ」だという説をご存知かもしれない。
我々は、この仮想世界の中に精神転送されているが、それに気付かない。
アメリカの事業家イーロン・マスクは、この世界がシミュレーテッド・リアリティ「ではない」可能性は1億分の1と言うし、イギリスの天才哲学者ニック・ボストロムも、まず間違いなく、この世界はシミュレーテッド・リアリティと言い、資本金271億ドル以上の銀行・投資銀行メリル・リンチも、この世界はシミュレーテッド・リアリティである可能性が高いと発表していたと聞いた覚えがある。

さて、一応、この世界がシミュレーテッド・リアリティ「ではない」としても、後10年か20年で、そうなる。
どういうことかというと、地球をまるごとデジタルコピーし、我々はそこに精神転送し、これまで通りのような「作られた地球」、即ち、デジタル・ツインの中で生きる。
つまり、いきなり、他の惑星のような世界に住むのではなく、今の世界と全く同じようにデジタルで造られた地球に住むのだ。
ただし、そこでは、好きな年齢、好きな容姿を持ち、誰でも、ベンツやポルシェはおろか、プラベート・ジェットやUFOすら所有出来る。
まあ、機能的にはそうだが、法的制限がかかるかもしれない。

今だって、あなたの部屋を、そっくりデジタルコピーし、あなたはVRゴーグルを被れば、いつも通りの部屋の中だが、テレビが超高級な大型テレビに変わっていたり、部屋の飾りつけが一瞬で変化したり、初音ミクさんが現れて、おしゃべりしたり・・・その程度はやろうと思えば出来る。
今のところは、費用や手間がかかり現実的ではないが、技術的には可能だ。
VR(仮想現実)とAR(拡張現実)をくっつけたようなMR(複合現実)のためのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を、マイクロソフトがHoloLens (ホロレンズ)という名で作り、既に40万円ほどで販売していると思うが、それは、デジタル・ツイン、あるいは、ミラーワールドへのプレリュード(序曲)になるだろう。

では、現在の意味での「本物の私」はどうなるのかというと、いろんな可能性がある。
身体がマシンで拡張化されたり、ロボット化する可能性が高いし、身体を捨て、コンピューターの中で生存することになるかもしれない。
精神転送、つまり、意識のコンピューターへのアップロードは理論上可能だろうし、魂としてのクオリア(質感)も、量子論的に転送出来るのではないかと思う。
そうなった後で、そうなった経緯を忘れた(わざと忘れることもありうる)者達が、「この世界はシミュレーテッド・リアリティではないのだろうか?」などと言うのだろう。
それが、すでに、そうなってしまっているというだけのお話である。

それで、この世界を自由に改変するにはどうすれば良いかだが、こんな仕組みになっている。
我々は、意識を2つに分離していて、1つの意識は、豪邸に住みたいとか、偉くなりたいとか思う。
しかし、もう1つの意識は、それを馬鹿らしいと感じている。そのもう1つの意識の方が世界を改変する能力が高い。
だから、もう1つの意識と融合すれば良いのである。
どうやれば良いかというと、我々の意識上には、その公式は現れない。
しかし、そうしたいと思えば、ごく簡単なのだろう。その道はすぐに見つかるようになっている。
まあ、もう1つの意識と融合すれば、あまりおかしな望みは持たなくなる。
だから、普段から、欲張らない練習をすることである。
初音ミクさんのツイン・テールは、2つの世界、あるいは、2つの意識の象徴なのである。









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