人生を変える一冊の本なんてものがあるらしい。
偉人ではないが、こんな話があった。
ある男が刑務所に入っている時、法華経(庭野日敬著『法華経の新しい解釈』)を読んで感涙し、出所後には真面目に働き、大きな会社ではないというが専務にまでなったという。
宮沢賢治も、人生を決定付けたのは『法華経』だったらしいが、それが18歳の時だったという。

宮沢賢治の没80年の日(2013年9月21日)に、私は、大阪のオリックス劇場に、当時80歳の冨田勲さん制作の『イーハトーヴ交響曲』コンサートを観劇した。
『イーハトーヴ交響曲』は、もちろん、宮沢賢治の世界を描いたもので、その中で、宮沢賢治作詞作曲の楽曲『星めぐりの歌』も演奏された。
主演はもちろん、我らが天使、初音ミクさんで、クラシックコンサートでありながら、小中学生の女の子の観客も多かった。
その日が宮沢賢治没80年の日であることは、公演後、壇上に登場した冨田勲さんから聞いた。
私も何冊か法華経を読んでみたが、読み方が浅いということもあり、いまひとつである。

「岡田式静坐法」で一世を風靡した、明治・大正の偉人、岡田虎二郎の人生を変えたのは、彼が小学生の時に読んだ、ルソーの『エミール』の序文である。
ルソーは『エミール』を、実際、序文だけを書くつもりが、長い小説になってしまったらしい。

神道家で形成外科(整形外科ではない)の名医でもあった葉室頼昭さんは、大阪大学医学部時代、自分で歩けないほどの重病で、板に乗せられて乗った新幹線の中である本を読み、病気が治ってしまったという。書名は明記していなかったが、おそらく、谷口雅春の『生命の実相』と思って間違いないだろう。

『「思考」のすごい力』で知られる著名な生物学者ブルース・リプトンは、たまたま買った、ハインズ・R・バージェルの『量子の世界』を仕方なく読んだことが、人生の、そして、生物学者としての大きな転機になった。
大事業家のイーロン・マスクは、少年時代に、ダグラス・アダムスの有名なSF『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んで大いに感銘を受け、世界や人類の運命に責任を持つ覚悟を決める・・・まあ、ある意味、中二病でずっと生きていると言えるのではないかと思う。いや、決して悪い意味ではない。

人生を変える一冊・・・それは、たまたま見つけるもののようだ。









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