2006年に亡くなられた丹波哲郎さんは、生涯に300本以上の映画に出演し、その中には外国映画も10本あり、ショーン・コネリーと堂々共演したこともある。
投資家で、運の研究で名高いマックス・ギュンターによれば、大俳優と言ったって、成功の要因はつまるところ、運が良かっただけのことであるが、俳優に限らず、いかなる成功者も同じなのである。しかし、誰も、自分が運で成功したとは言わず、努力で成功したように言い、自分でもそう思っている。
だが、この大俳優、丹波哲郎さんは、大抵の著書に、「俺はとにかく運が良くて」と言い、正真正銘の努力嫌いであることを全く隠さない珍しい人だった。
では、なぜ丹波哲郎さんは運が良いのかというと、本人は、「守護霊様が守ってくれたから」と言うが、はっきり言って、守護霊を見た人はいないし、「私は見た」と言う人も、ほとんどは怪しい話である。
そして、丹波さん自身、自分では守護霊を見たことはないのだと思う。単に、霊能者みたいな人に見てもらい、それを信用しただけだ。
けれども、「なぜ守護霊がそんなに良くしてくれたか?」となると、丹波さんは「俺は守護霊が守り易い性質だった」と言い、それで、丹波さんのような運を掴む糸口が見えてくる。
丹波さんが一環して言う、彼の得な性格・・・幸運を呼ぶ理由は、「ものにこだわらない」ことだった。
「ものにこだわらない」とはよく言うが、それがどんなものかは、案外に難しい。
しかし、言ってみればそれは、「小さなことにこだわらない」ことであり、「小さなことにこだわらない」とは、「本当に大事なこと以外はどうでもいいと思う」ことだ。
まあ、それも難しく考えれば難しくなるが、そんなことを難しく考えるのも、こだわりがあるからだろう。
先ごろ、東大の入学式で、ほとんどの男子学生がスーツ姿である中で、半袖のスポーツウェアで式に挑んだ新入学生がいて、テレビのインタビューに対し、「入学式はスーツという固定観念が良くない。俺はそんなんものぶっ潰す。そして日本を変える」みたいなことを言っていたが、「まあ、元気だなあ」とは言えても、あまりに小粒と思えた。いいヤツなんだろうが。
別に、入学式にはスーツというこだわりがある訳ではないが、どうでもいいのでスーツにした・・・で良いのであり、そんなどうでも良いことで自己主張するのもこだわりである。彼とて、東大に入れたのだから、頭・・・じゃなく、運は良いのだろうが、子供の時の運は与えられるが、これからの運は自分で責任を取らなければならないのだ。

「本当に大事なこと以外はどうでもいいと思う」とは、「大抵のことは気にしない」ことである。
2015年のアニメ『終物語』で、高校3年生の羽川翼が、大昔のアニメ(半世紀近く前)の『一休さん』の、一休の真似をしたが、あれ、分かる人、どれくらいいるのだろう?
しかし、その一休さんのキャッチフレーズが「気にしない、気にしない。一休み、一休み」で、これを口癖にするのも手である。
ただ、大事なことは気にしないといけないのであり、後には、丹波さんも、そんなことを本に書かれていたように思う。
ところが今は、気にすべきことを気にせず、気にしなくていいことを気にする者が多いのである。
あの、スポーツウェアで入学式に出た東大生も、そうではないかと思えたのだ。
彼は、周囲に不快感を与える可能性を気にした方が良い。
初音ミクさんのライブに、奇抜な格好で参加する人は日本でも海外でも、滅多にいないが、それは慣習に囚われているのではなく、周囲への気遣いという面も確かにあると思うのだ。

著書によれば、丹波哲郎さんは、どんな場所でも、駄目なグループが必ず出来るが、自分はいつもそこに入っていたし、駄目なグループの中にも落ちこぼれがいるものであるが、もちろん、そこにも丹波哲郎は入っていた。
なんでそんなに駄目なのかというと、大金持ちのお坊っちゃんだったので、何でもお手伝いさんがやってくれたから、何も出来ないからだったようだ。
しかし、こだわりがなければ、駄目なグループの、さらに落ちこぼれが、一番お得なポジションなのである。
また、そんな丹波さんがなぜ俳優で成功したかというと、単に向いていたからであり、こだわりがないので、余計なことにエネルギーを使わなかったからだろう。

ところで、昨日、初音ミクさんのライブ「マジカルミライ2019」の宿泊プランの申込みがあり、例年通り、受付開始と同時にアクセス殺到のために受付サイトが機能しなくなったが、システムに改善・拡張があったのか、粘り強くリロードすることで、申込みに成功し、一次抽選でのインテックス大阪に続き、幕張メッセでもSS席を確保出来た。
まだまだ「マジカルミライ2018」の感動が覚めやらぬうちに、「マジカルミライ2019」への道が開けるとは不思議な気分である。
昨日は、朝から可愛い女子中学生に挨拶されるなど運が良く、良い予感がしていたら、1日中、ツイていた。
つまり「明るい気分」も運には大事なことであると思う。
そして、明るい気分になるには、高貴な行いをすること、わけても、人に親切にするのが一番である。
思いやりこそが高貴な人間の特性であるが、人間とは、自分が高貴な人間であると思える時が一番嬉しいのである。









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