この世界のシステムで、ある程度うまくいくと、「見えないもの」を信じなくなる。
それに、「見えないものを信じていない」態度が、この世界のシステムでうまくやっていく方法なのだ。
この世界でうまくやると、お金が入ってくるので、歳を取ってくると、それが有り難く思えてくるのだ。
感動とトキメキがなくなってくると、お金ほど頼りになるものはないと、ますます思えてくるからだろう。

『星の王子様』で、薔薇が言ったのだったっけ(?)・・・有名な、「本当に大切なものは目に見えない」という言葉がある。
目に見えない大切なものって何だろう?
重力ほど大切なものはなく、これは確かに目には見えないが、その効果の方は、いくらでも見える。
思いやりは、目に見えないどころか、見える方が良い。いくら、「あなたのためを思ってます」と言ったところで、飢えてる人に対し「神の恵みを」と思うより、食べ物をあげた方が良いだろう。
崖にぶら下がって落ちそうな人に対し、ひっそり「あなたが幸福であることを祈ります」って思うんじゃなくて助けてやれーってね(笑)。

目に見えないものが、神の助けだとしたら、神の助けはどうすれば得られるのだろう?
サミュエル・スマイルズの有名な『自助論』は、「神は自分を助ける者を助ける」から始まっていて、以下読む必要がない(笑)。
つまりは、自分で自分を助ける自助の人であれば神様が助けてくれ、自分で自分を助けない人は神様は助けてくれないって訳だ。
一方、法然や親鸞は、人間には何の力もなく、自分も他人も救えない。だから、全部、阿弥陀如来にまかせ、念仏を唱えてさえいれば良いのだよ・・・ということなのだが、怠惰な人にこれを聞かせるとエラいことになる・・・が、やっぱりそう言うしかないのだ。
『荘子』も、阿弥陀如来こそ出てこないが、全てなりゆきにまかせ、作為を捨てれば(自助なんてものも捨てるのだろうか)、うまくいくかどうかは分からないが、安らかでいられるらしい。
まあ、普通の人は、安らかさよりお金が欲しいのだろうし、お金がないと安らかでいられないと思っているのだろう。
だが、EA(えれくとりっく・えんじぇぅ)メソードを教えてくれたアレクサンダー・ロイド博士(彼はEAメソードなんて言ってないが)は、「100万ドル欲しい」というある女性に対し、「何でそんなもの欲しいの?」と聞いたら、その女性は「安らかになれるから」と答え、そうしたらロイドは「欲しいのは安らぎで、金じゃないでしょ?」と指摘し、女性は納得したらしい。

言葉遊びは、そのうち飽きるので、結論を言えば、スティーブ・ジョブズが教えてくれている。
それは、「つながると信じること」だ。
ジョブズは、里親が一生かけて蓄えた資産が、自分の大学の学費に消えてしまうことに耐えられず大学をやめたが、興味があったカリグラフィーの講座だけは、違法に勝手に受講した。それが何になるのかは分からなかった(何になるとも思っていなかったというのが正しいのだろう)が、後にマッキントッシュパソコンを作る時に大いに役に立った。
今やっていることが、将来どうつながるか、何につながるかは分からない。
しかし、「信じるしかない」とジョブズは言う。
いや、もっと大雑把に、いい加減に、「何かを信じろ」と言ったような気もする。
信じればいいってモンじゃない・・・いや、いいってモンなんだ。

何千も何万も紡いで繋ぐ
すればいいってモンじゃない
いや、いいってモンなんだ!
~『リバースユニバース』(作詞・作曲・編曲:ナユタン星人。歌:初音ミク)より~

この歌もだが、ボカロ曲というのは、いろんな歌がつながっていることが多くなってきた。
脳内では、ニューロンが1体多に無限に並行につながっていく。
脳は、宇宙の構造をそのまま現している。
宇宙はつながることで生まれる。
ボカロ曲そのものだ。
しかし、ジョブズの言うように、運命(じゃじゃじゃじゃーん)という意味では、何が何とどうつながるかは分からない。
つながると信じて何かをするしかないのだよ、人間は。
だから、Excel VBAをやろうよ(笑)。
将来、何かにつながるかもしれないけれど、いますぐ役に立つからね。
それで言えば、JavaScriptやPythonとなると、何につながるかは分からないが、何かにはつながるんじゃないかな?

目に見えない大切なこととは、つながるってことだ。
つながると信じることである。









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