「生きるための武器を持ちなさい」というのは、実に尊い言葉だ。
だが、親や教師は、そんなことは言わないし、私は会社でも聴いたことがない。
馬鹿な話だ。
出来るだけ若い時に覚え、忘れないように毎日復唱すべきだろう。

では、生きるための武器には、どんなものがあるだろう?
私は若い時、最高のものは「知恵」だと思っていたが、知恵は、仕事を一生懸命しないと得られないものだ。
そもそも、仕事をしないと、知恵以前に生命を保てないのだから、「生きるための武器」というのは、絶対に「職業スキル」である。

職業スキルは、レベルが低いと収入が少ない。
大工、自動車整備工、鍛冶師、様々な工芸師・・・何でもそうだろう。
画家、彫刻家、楽器演奏家、歌手、漫画家などは、よほどの実力がなければ、食べていくことも出来ない。
芸術家のような特殊な職業でない限り、10年もそれに打ち込めばモノになる・・・即ち、「生きるための武器」が得られる。
画家など、特殊な職業に関しては、本人が得た天啓に従って進むしかないのだから、論じることは出来ない。

「この武器は、こんなもので、こうやって得る」というのは、必ず、その武器を「本当に持っている人」に聞くべきだ。
『13歳のハローワーク』みたいなものを見たが、あれは素人が勝手なこと・・・穏かな言い方をすれば、さしさわりのない、毒にも薬にもならないことが書かれているだけで、毒に近いことも多く、道を誤らせる可能性もある。
とはいえ、プロだって個性的なものだし、同じ職業のプロ同士が、全然違う・・・ことによっては真逆とも言えることを言うのはザラだ。
だから、人の話は、あくまで参考に聴いた方が良い。
参考に聴くと言っても、いい加減に聴くのではなく、真面目に聴かないと何も得られないが、たとえ上級のプロであっても、個人主義を押し付けてきたら逃げた方が良い。
結局は、自分の感性とか、天の導き、神の導きに頼るしかないかもしれない。

ところで私は、ある時、国際的IITコンサルタントから、「目の覚めるような話」を聴いた。
彼が、「身につけなさい」と言ったのは、タイピングだ。
パソコンのキーボードを速く正確に打つことである。
私は「おお!これだ!!」と思った。
今は、ほとんどの仕事でパソコンを使うが、そのために、キーボードを上手く打てるメリットは、いくら強調しても足りない。
また、プログラミングを覚えるにしても、キーボードが自由自在であるのと、そうでないのとでは、効率がまるで違う。
いや、タイピングが下手でプログラミングをマスターすることは不可能だ。
本に書いてある通りにやれば、基礎くらいは出来るようになるが、タイピングでモタモタしているようでは、どうにもならないのだ。
私は若い時、ワープロでひたすら文書を書かされ、それも、猛スピードで書く必要があったので、キーボードのホロヴィッツ、タイピングの宮本武蔵と呼ばれるほど(本当は自分で言っただけだが)見事に打てるようになれたことを感謝している。「ツイてる」と声を大にして言いたい・・・いや、今言う。

私は、Excel VBAを生きるための武器にすることをお薦めするが、そのための基本の武器が高速タイピングだ。
私は魔道的な高速タイピングが出来るのだが、実は、左右の人差し指だけしか使わない(いや、正直に言えば「使えない」)。バルタン星人以下だ(いや、彼らも、2本の内、1本しか使わないかもしれないが)。
まあ、それでもモノになったのである。
これでいいのだ・・・かどうかは各自で考えるが良い(ビシィー!)。









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