「いつまでもお若いですね」と言われる人とは、余裕がある人だ。あらゆる意味でね。
いい歳になっても、親に面倒を見てもらっている「甘ったれた人」が、異様に若い場合が多いのも確かで、そんな人は苦労がなく余裕があるのである。
また、実際の状況がどうでも、ものにこだわらない人は余裕があるものだ。
つまり、経済的余裕というよりも、精神的余裕が若さの秘訣だ。

いったい、なぜそんなふうになるのかというと、なんとも理屈は簡単なのである。
余裕がないとどうなるかとうと、緊張状態になる。
緊張状態とは何かというと、間違いなく、戦闘状態であるということだ。
実際に戦っているか、臨戦態勢・・・つまり、いつでも戦えるよう心を張り詰め、身体を強張らせている状態である。
多くのストレスが、戦いに備えた、あるいは、実際に戦っていることから来るのである。
それがなぜ、老化につながるかは、少し考えれば、至極当然であることが解る。
若返るには、身体が健やかで、頭が柔軟でなければならない。
ところが、戦闘状態に入ると、血液は筋肉と感覚器官に優先的に送られる。
そして、血液が筋肉と感覚器官に送られる分、内蔵や脳に送られる血液が減るのである。
確かに、いまどき、殴り合いなどの肉弾戦など滅多にやらないが、人間は、つい最近まで、何万年も戦ってきたし、今でも世界の70%は戦闘状態というほど、人間はすっかり戦いに馴染み、戦闘向きになってしまったのだ。
血液が筋肉と感覚器官に優先的に送られると、身体を若返らせるべき内蔵の働きが十分でなくなり、頭も働かなくなる。
頭が衰えると、老化は一気に進む。
そして、脳は最もエネルギーを要するのだから、そこへの栄養(血液で運ばれる)が制限されると、脳は機能を低下させ、それが慢性化すれば、老人の脳になってしまうのである。

緊張状態・・・これは戦闘状態であるのだが、それに陥ることによって、栄養を筋肉や感覚器官に奪われ、脳や内蔵に十分に行かないことの恐ろしさが解ると思う。
また、食を極端に制限して、内蔵や脳に栄養が供給されないと、やはり老ける。
まして、食べないのに戦闘状態(つまり緊張状態)にあれば、本当にすぐに老人になる。

人を嫌えば、容易く戦闘態勢になってしまう。
よって、人嫌いの人は早く老ける。
誰とでも仲良く出来る人は、いつまでも若い。
そして、最も良いのは、ものにこだわらず、「なんとかなるぜ、世の中は」と焦らず、なりゆきにまかせることだ。
もちろん、緊張がないあまり怠惰になったら、別の問題があるので、優雅さを保つ程度の緊張は必要であるが、戦いの緊張は持たない方が良い。
「何を言うか!この世は戦い。戦いこそ生きている証!」と言いたい者はいると思うが、そう喚いているのは老人(実際の年齢に関わらず)と相場が決まっている。

イヤイヤ 争いはしない主義
~『ビバハピ』(作詞・作曲・編曲:Mitchie M、唄:初音ミク)より~









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